地蔵の背/埃家

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年05月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840151931

地蔵の背/埃家

  • 著者 織江 邑
  • 著者 剣先 あおり
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年05月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840151931

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「地蔵の背/埃家」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 2作者収録という珍しい形態。私は民話のような『地蔵の背』の織江作品が好き。いつの時代ともとれるような、切ない感じが文体から漂ってくる感じが良かった。『埃家』の剣先作品はSFっぽくも感じました。ただ何か 2作者収録という珍しい形態。私は民話のような『地蔵の背』の織江作品が好き。いつの時代ともとれるような、切ない感じが文体から漂ってくる感じが良かった。『埃家』の剣先作品はSFっぽくも感じました。ただ何かに浸食されていくような話は、波長が合わないので怖さにピンと来ず。文章はとても書き慣れた方のようなので、次作に期待です。 …続きを読む
    つらら@道東民
    2014年03月17日
    23人がナイス!しています
  • 図書館本。作品名が二つに作者名がふたつ、不思議な作りの本だなぁと思ったら怪談だった。あるある、地蔵盆の時にだけ華やかになる祠。あの細かな格子からはお地蔵様のお顔は見たことがない。普段はどないしてはるの 図書館本。作品名が二つに作者名がふたつ、不思議な作りの本だなぁと思ったら怪談だった。あるある、地蔵盆の時にだけ華やかになる祠。あの細かな格子からはお地蔵様のお顔は見たことがない。普段はどないしてはるのやろ。あるある、埃を溜めてしまうこと。しまった!気が付いた時には、うずくまったヒトの様な形のものになりかけている…。もしかして。(剣先あおりお名前を見て烏賊のお刺身を買いに行ったのは内緒だ) …続きを読む
    はる
    2016年10月06日
    10人がナイス!しています
  • 第7回『幽』怪談文学賞短編部門準大賞を受賞した両名の作品をW収録した作品。両者共に受賞作に書き下ろしを加え、3篇ずつ収録。いずれもゆるやかな繋がりを見せる構成で、受賞作だけは『幽』で読了済でしたがなか 第7回『幽』怪談文学賞短編部門準大賞を受賞した両名の作品をW収録した作品。両者共に受賞作に書き下ろしを加え、3篇ずつ収録。いずれもゆるやかな繋がりを見せる構成で、受賞作だけは『幽』で読了済でしたがなかなか楽しめました。凄く怖い!という感じではなく、ぞわりと背筋を何かが這っていくような気味の悪さとでも申しましょうか。特に剣先さんの『埃家』で描かれるだんだんと侵食されていく様が好みです。「家」という閉鎖環境の中でだんだんとおかしくなっていく、、、という物語が結構好きなので。次は単著で読んでみたいです。 …続きを読む
    kai_sou@十五夜読書会
    2014年01月06日
    6人がナイス!しています

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