「怪談実話コンテスト傑作選3 跫音」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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ほかの実話怪談集と違って、作中に「おら東京さ行くだ」の歌詞が登場したり、子泣き爺が実在したりとにかく怪作が多い印象。「もうひとりのダイアナ」はネタは使い古されたものであるが、ロンドン生活というのが新し
ほかの実話怪談集と違って、作中に「おら東京さ行くだ」の歌詞が登場したり、子泣き爺が実在したりとにかく怪作が多い印象。「もうひとりのダイアナ」はネタは使い古されたものであるが、ロンドン生活というのが新しいのかな。もう一つの「一本松の家」は何かが起きているのに何が起きているかわからないという、僕の大好きなパターン。この人のは上手かった。「口裂け女の寺」は集団で追いかけてくる坊さんのイメージが鮮烈。とにかく、何というか、パワーは感じられた。
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怖くない。オチがよく判らないのや、だから何?みたいなのが結構あった。「口裂け女の寺」が一番ゾッとしたけど、冷静に読み直すと口裂け女出てないし。それよか選考会の方が怖い。選考委員の評価が厳しすぎやしない
怖くない。オチがよく判らないのや、だから何?みたいなのが結構あった。「口裂け女の寺」が一番ゾッとしたけど、冷静に読み直すと口裂け女出てないし。それよか選考会の方が怖い。選考委員の評価が厳しすぎやしない?揚げ足を取ってるようにしか見えないんだけど。誉めて伸ばそうよ。
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証拠写真の提出や関係者への証言確認までして、実話に拘っているのか~っ!ホラー小説もリアルな時代にトツニしたんだなぁ。個人的におぞけを震ったのは『一本松の家』かな。特定の家で起きる不審死の前には、北欧か
証拠写真の提出や関係者への証言確認までして、実話に拘っているのか~っ!ホラー小説もリアルな時代にトツニしたんだなぁ。個人的におぞけを震ったのは『一本松の家』かな。特定の家で起きる不審死の前には、北欧から荷物が届いていた・・・。個人ではなく、家宛ってのがイヤ。他の話も、選者が選者なだけにクオリティが高い。他のも読みたいな。
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