• ミステリものだと、登場人物が高校生らしくなくて、所詮フィクションだと思えるときもあるが、このシリーズはまさに等身大の高校生たちの話だという気がする。進路に悩むのは、いつでもどこでも高校生にありがちな話 ミステリものだと、登場人物が高校生らしくなくて、所詮フィクションだと思えるときもあるが、このシリーズはまさに等身大の高校生たちの話だという気がする。進路に悩むのは、いつでもどこでも高校生にありがちな話。司書の先生や祖父の言動にあっさり影響されてしまうけど、これもありがち。みんな強いわけじゃない。図書室の整備をサボる連中も、それなりに困りながらの青春だ。 …続きを読む
  へくとぱすかる

  2016年11月21日
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• 『図書室で、恋をした』。これはまた、本好きな人が思わず心をトキメかせてしまうシチュエーションだなぁｗｗｗ今巻は、表紙イラストですべてがわかります（笑）しっかり者の図書委員長が抱いた、若くて美人でふわっ 『図書室で、恋をした』。これはまた、本好きな人が思わず心をトキメかせてしまうシチュエーションだなぁｗｗｗ今巻は、表紙イラストですべてがわかります（笑）しっかり者の図書委員長が抱いた、若くて美人でふわっと優しい司書の先生への淡い恋心が描かれているのです。テンプレキャラのいかにもな葛藤と言ってしまえばそうなんだけど、その恋心の自覚っぷりも、友情のあり方も、進路や家族との悩みの乗り越え方も、なんか本当に真っ当で見ていて気持ちが良かったです。居場所があるからこそ、いろんなことにきちんと向き合えるのだと思えました。 …続きを読む
  エンブレムＴ

  2012年07月18日
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• 前作でいい脇役だった図書委員長ワンちゃんが今作の主人公。清楚で淡い憧れを抱いていた司書の牧田先生がパンクロック好きという清楚さとは正反対の趣味に動揺するワンちゃん。その動揺を恋だと認識する過程が初々し 前作でいい脇役だった図書委員長ワンちゃんが今作の主人公。清楚で淡い憧れを抱いていた司書の牧田先生がパンクロック好きという清楚さとは正反対の趣味に動揺するワンちゃん。その動揺を恋だと認識する過程が初々しいです。同じ図書委員でも大地やかずらのように、白黒はっきり付けたがる性格だと相手の意外な一面は受け入れがたいと思ってしまいますが、パンクロックのCDを借りにいくなど牧田先生のことを一生懸命理解しようとする姿にワンちゃんの懐の深さを窺い知れます。同時並行で進む藤枝のかずらへの恋は実るのか続きも読もうと思います。 …続きを読む
  もりのくまお

  2013年12月07日
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