<世界>はそもそもデタラメである

<世界>はそもそもデタラメである

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年11月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840126144

<世界>はそもそもデタラメである

  • 著者 宮台 真司
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年11月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840126144

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「<世界>はそもそもデタラメである」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 興味深く読む。作品それ自体と生真面目/愚直に対峙し、そこから宮台流の社会学や哲学を駆使した分析に取り組んでいく。一度読んだだけなので消化不足のところも多々あり、読み直す必要があるだろう。気になったとこ 興味深く読む。作品それ自体と生真面目/愚直に対峙し、そこから宮台流の社会学や哲学を駆使した分析に取り組んでいく。一度読んだだけなので消化不足のところも多々あり、読み直す必要があるだろう。気になったところは、左翼の弱点として世界の問題と自分の実存の問題を取り違えているという指摘。平たく言えば生きづらさを社会のせいにするなという話になるのだろう。だが、宮台は一方で社会を「クソ社会」と切り捨てている。社会を生きる絶望をそれでもぐい呑みしてサヴァイヴする処方箋はなんだろうか。答えは「ノリの良さ」なのかもしれないな …続きを読む
    踊る猫
    2019年04月03日
    33人がナイス!しています
  • とんでもなく面白い。深い。分厚いこの一冊を読むと、宮台真司の社会の見方。世界の見方。芸術作品の鑑賞、批評のポイントが、これでもかと反復される。そのため、読み手自身の社会の見方、世界の見方、芸術作品への とんでもなく面白い。深い。分厚いこの一冊を読むと、宮台真司の社会の見方。世界の見方。芸術作品の鑑賞、批評のポイントが、これでもかと反復される。そのため、読み手自身の社会の見方、世界の見方、芸術作品への鑑賞、批評のポイントも変化してしまう。いや、オレがそうだったって話なんだが。まさにミメーシスが生じたらしい。それから、宮台真司の褒める映画は、本当に凄すぎる。 …続きを読む
    ゆうきなかもと
    2021年02月04日
    9人がナイス!しています
  • 宮大的映画批評の最大の特徴は、映画から社会、世界を考える点にある。本書の内容を要約すると、広範囲に渡る宮代式エッセイ集ではないだろうか。ただひたすらに分厚い...。 宮大的映画批評の最大の特徴は、映画から社会、世界を考える点にある。本書の内容を要約すると、広範囲に渡る宮代式エッセイ集ではないだろうか。ただひたすらに分厚い...。
    はすのこ
    2016年02月27日
    6人がナイス!しています

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