幽Classics 飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選

幽Classics 飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年03月05日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840121712

幽Classics 飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選

  • 著者 岡本 綺堂
  • 編集 東 雅夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年03月05日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840121712

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「幽Classics 飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 長編・戯曲が一つずつ、実話怪談の短編少し。綺堂の他の怪奇小説に比べるとこれは民俗学的興味の濃い作品で、また人情話的要素も強い印象。キャラクターも風俗もなかなかに興味深かったのですが、他の綺堂のサンカを 長編・戯曲が一つずつ、実話怪談の短編少し。綺堂の他の怪奇小説に比べるとこれは民俗学的興味の濃い作品で、また人情話的要素も強い印象。キャラクターも風俗もなかなかに興味深かったのですが、他の綺堂のサンカを扱った作品と同様、綺堂(というより当時の知識人かしら)の人権意識の低さが随所に感じられて、まあ仕方ないとは思いながらもちょっと興ざめだったりしました。実話系怪談は内容よりも語りの巧みさで読ませます。端正な文章がどこかで聞いたような怪談をフレッシュなものにしてくれました。【真夏のホラー・怪談読書月間】に参加中。 …続きを読む
    シガー&シュガー
    2016年08月10日
    16人がナイス!しています
  • 岡本綺堂さん、初読み。とても読みやすく、面白かったです。長編の方は怪談というよりも民話、地域の歴史と言っても良いような気もします。山村ってどうして、こう怪談が似合うんでしょうね。他の作品も読んでみよう 岡本綺堂さん、初読み。とても読みやすく、面白かったです。長編の方は怪談というよりも民話、地域の歴史と言っても良いような気もします。山村ってどうして、こう怪談が似合うんでしょうね。他の作品も読んでみようかなぁ。 …続きを読む
    深青
    2016年12月13日
    15人がナイス!しています
  • 長篇1篇、と短篇6篇(うち、1篇は戯曲)を収める。長篇『飛騨の怪談』が面白い。まさに活劇。場面展開が速く、キャラが立って飽きさせない。にも関わらず、後半イヤ〜な気分になる。「今日の人権意識から見て不当・ 長篇1篇、と短篇6篇(うち、1篇は戯曲)を収める。長篇『飛騨の怪談』が面白い。まさに活劇。場面展開が速く、キャラが立って飽きさせない。にも関わらず、後半イヤ〜な気分になる。「今日の人権意識から見て不当・不適切な語句や表現」が綿々と続くからで、この後味の悪さが残念。途中、江戸から流れてきた酌婦のお葉と、山奥で暮らす重太郎の切ない恋模様がいい。いろいろあって、みんな死んで、一番面白味のない主人公2人が、これと言った活躍もせず(ほぼ倒れている)生き残って幸せになるのも、リアルでいい。実話短篇も時代感に趣がある。 …続きを読む
    凛風(積ん読消化中)
    2021年11月08日
    10人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品