アメリカの鏡・日本

アメリカの鏡・日本

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年07月03日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784889913507

アメリカの鏡・日本

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年07月03日
商品形態:
単行本
ISBN:
9784889913507

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「アメリカの鏡・日本」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 日本は砲艦外交により門戸を開き欧米列国の帝国支配を学び実践し、欧米列強が権益を犯されると見るや壊滅的な攻撃を受け、米国の戦略的用地になった、一言でいえば、そういうことだろうか。戦中の日本の行為は二度と 日本は砲艦外交により門戸を開き欧米列国の帝国支配を学び実践し、欧米列強が権益を犯されると見るや壊滅的な攻撃を受け、米国の戦略的用地になった、一言でいえば、そういうことだろうか。戦中の日本の行為は二度と繰り返されてはならないのはもちろんだが、沖縄の人々を火炎放射で焼き各地に雨霰の如く爆弾を投下し、そして核の実験場のように二発の原爆を投下し、日本を壊滅せんとするかのような米国の為す事、米国内における日本に対する卑劣なプロパガンダ、そういった説明を読んでいると胸が苦しくなった。➡ …続きを読む
    風に吹かれて
    2020年02月10日
    15人がナイス!しています
  • 日本が近代国家を築くために大国(私たち)のルールと手法に倣った行動に対して、私たちは勝利者として日本を断罪したのだが、そこにある矛盾に気づかなかったのか、気づいていたがあえて無視したか、どちらにしても 日本が近代国家を築くために大国(私たち)のルールと手法に倣った行動に対して、私たちは勝利者として日本を断罪したのだが、そこにある矛盾に気づかなかったのか、気づいていたがあえて無視したか、どちらにしても勝者が敗者を力で捩じ伏せたのである、と作者は主張している。日本は悪事を働いたことは間違いないが、私たちだって過去同じようなことを行ってきたのだし、今また同じことを繰り返そうとしているのだと言いたいのだ。マッカーサーは、「占領が終わらなければ、日本人は、この本を日本語で読むことはできない。」と言っている。 …続きを読む
    勝浩1958
    2013年01月05日
    8人がナイス!しています
  • 率直に言って訳者が毎日新聞の記者出身でしかも出世街道を歩んだ人物だというのは不思議な感じがした。毎日新聞は朝日新聞以上に朝日新聞的な新聞という印象があり、先の戦争に関しても戦勝国史観の片棒を担ぐ代表格 率直に言って訳者が毎日新聞の記者出身でしかも出世街道を歩んだ人物だというのは不思議な感じがした。毎日新聞は朝日新聞以上に朝日新聞的な新聞という印象があり、先の戦争に関しても戦勝国史観の片棒を担ぐ代表格という印象だった。その辺り自分の中ではピンと来ないが、この翻訳は立派な仕事だと思う。社の方針と一記者の価値観は無関係なものなのだろうか。社の方針を決めるのは社員ではないのだろうか。 …続きを読む
    Haruka Fukuhara
    2017年02月25日
    7人がナイス!しています

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