燃えよペン

燃えよペン

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年11月05日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784889919677

燃えよペン

  • 著者 島本 和彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年11月05日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784889919677

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「燃えよペン」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 東京にある炎プロダクション。そこでは一人の漫画家が、命がけで作品に取り組んでいた。彼の名は炎尾燃。希代の熱血漫画家である。その傍らで仕事をする大野暁子は、炎プロに入ったばかりの新人アシスタント。彼女が 東京にある炎プロダクション。そこでは一人の漫画家が、命がけで作品に取り組んでいた。彼の名は炎尾燃。希代の熱血漫画家である。その傍らで仕事をする大野暁子は、炎プロに入ったばかりの新人アシスタント。彼女が任された最初の仕事は、燃が描いた絵のバックに集中線を入れることだった。暁子は早速仕上げるが、それは燃のイメージとは大きく違っていた。一番大切な物を失った場面に値する集中線を教えるため、燃は暁子の大事なテレカを敢えて破壊する… 主人公は島本和彦そのもの。実名で他の漫画家も出る。漫画家の日常が見たい人にオススメ。 …続きを読む
    blackstone
    2010年09月29日
    20人がナイス!しています
  • 続く徹夜、プライベートなんて皆無、ブラック企業も裸足で逃げ出す漫画の世界で、あくまでも“熱血”を貫き通す漫画家・炎尾燃(ほのおもゆる=きっと島本和彦?)と彼を支えるアシスタントたちの熱くてヘロヘロの毎日 続く徹夜、プライベートなんて皆無、ブラック企業も裸足で逃げ出す漫画の世界で、あくまでも“熱血”を貫き通す漫画家・炎尾燃(ほのおもゆる=きっと島本和彦?)と彼を支えるアシスタントたちの熱くてヘロヘロの毎日。こうして面白い漫画は作られるのだ! …続きを読む
    ツバメマン★こち亀読破中
    2023年05月16日
    18人がナイス!しています
  • 熱さが最初からハイパーインフレしすぎていてバカにしか見えないが、そのバカを自覚しながら突っ切るのが島本流。表現者ならば普遍的であろう細かい心情をいちいち世界の終末に関するもののごとくファイヤーさせてい 熱さが最初からハイパーインフレしすぎていてバカにしか見えないが、そのバカを自覚しながら突っ切るのが島本流。表現者ならば普遍的であろう細かい心情をいちいち世界の終末に関するもののごとくファイヤーさせているくだらなさと真剣さが最高。まさに漫画家の、剥き出しの魂の叫びそのものに触れられる熱血漫画。「貴様の世界では女をボロボロにしてすてる男がしあわせになるのか」の名言が飛び出す起承転結激情編は何かにとりつかれて描いたのかと思うほど神がかっている。ギャグのキレと本音の混ざり具合が異常 …続きを読む
    白義
    2014年07月24日
    13人がナイス!しています

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