- 著者 三木 笙子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年08月31日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041102299
金木犀二十四区
- 著者 三木 笙子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2012年08月31日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041102299
和花屋&山伏コンビが挑む懐かしい街の不思議な謎
金木犀の御神木が見守る都心にあって昔懐かしい家並みが残る街。ここで和花屋を営む秋は山伏の岳史と隕石が引き起こすという怪現象に遭遇して……異色青年コンビが解き明かす、不思議で優しい街の謎。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「金木犀二十四区」感想・レビュー
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涼やかな風にひらめく香が季節のおとないを告げる。空へと広げた枝に幾千もの橙の星を燈して街を包む。まためぐり来る秋を寿いで。野に咲く慎ましやかな花のように、東都の名残息づく土地でずっと暮らしていくことを …続きを読む2013年04月25日96人がナイス!しています
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三木笙子さん初読み。タイトルの金木犀二十四区に魅せられ、思わず購入。東京23区に1つ区を加え、それぞれに花の名称を与えたあたりは、なるほどのアイディア。物語の出だしは、そんな由来の話や天狗とか隕石とか、 …続きを読む2012年12月01日93人がナイス!しています
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一言で言うならノスタルジア。違い棚に生けられる桔梗や竜胆の様な和花。奥ゆかしい香りと、びろうどのような手触り。かつては大君がおわします花の都。花の香で季節を覚える様な人々の気持ちにより、各々花の名前を …続きを読む2013年02月23日83人がナイス!しています