桜色の春をこえて

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年11月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
312
ISBN:
9784048860826
label

桜色の春をこえて

  • 著者 直井 章
  • イラスト ふゆの 春秋
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年11月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
312
ISBN:
9784048860826

二人の少女が織りなす、同居×青春ストーリー。

澄多有佳。かわいい名前に反して、ぱっと見は不良、中身も無愛想。停学歴アリ。アクシデントにより、そんな彼女と同居することになった杏花だったが――!? 二人の少女が織りなす同居×青春ストーリー。 澄多有佳。かわいい名前に反して、ぱっと見は不良、中身も無愛想。停学歴アリ。アクシデントにより、そんな彼女と同居することになった杏花だったが――!? 二人の少女が織りなす同居×青春ストーリー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「桜色の春をこえて」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • オーソドックスな内容ではありますが、読後に静かな感動が胸を満たす佳品です。少女同士の友情を、まっすぐド直球で描いた内容は、大変好感が持てます。百合ん百合んな展開にもならず、時にシリアスに、そして時には オーソドックスな内容ではありますが、読後に静かな感動が胸を満たす佳品です。少女同士の友情を、まっすぐド直球で描いた内容は、大変好感が持てます。百合ん百合んな展開にもならず、時にシリアスに、そして時にはどこか滑稽に、手探りしながら距離を近づけていく二人の戸惑う心情が行間にうまく表現されていました。最近のテンプレになりつつある台詞回しやテンプレキャラが全く出てこない、古き良きジュブナイル小説の香りがしたのも、ラノベ読者の中では年配組になる私には好印象でした。正統派の青春小説です。もっと評価されるべき。 …続きを読む
    KUWAGATA
    2013年03月04日
    40人がナイス!しています
  • 再読。自分にとってはやはり「最良」の作品。小説の「見本」なる作品を挙げるならば、私はこの作品を迷わず推します。物珍しい要素はそれほどないのに、安定感のある筆運びによって描かれる情景及び内面描写に会話。 再読。自分にとってはやはり「最良」の作品。小説の「見本」なる作品を挙げるならば、私はこの作品を迷わず推します。物珍しい要素はそれほどないのに、安定感のある筆運びによって描かれる情景及び内面描写に会話。予想も期待も裏切らないのに最後まで見届けたくなる良質の演出。この安心感と安定感のバランス感覚の良さは、きっと天性のものだと思う。惜しむらくは、作者である直井章さんの作品はこれ1作しか出版されていないということだ……。ああ、なんともったいない。様々な運が重なり出版されたこの作品をこれからも大切にしていこう。 …続きを読む
    HERO-TAKA
    2019年02月28日
    21人がナイス!しています
  • 表紙と題名に釣られ購入。親に捨てられた少女達の友情物語。当然、暗いものが根元にあるわけだけど、物語自体は爽やかなものであった。前半、杏花と有住が仲を深めていくところは謎が多かったりしていまいちのめり込 表紙と題名に釣られ購入。親に捨てられた少女達の友情物語。当然、暗いものが根元にあるわけだけど、物語自体は爽やかなものであった。前半、杏花と有住が仲を深めていくところは謎が多かったりしていまいちのめり込めなかったけど、二人が不仲になったりした後半は、どんどん引き込まれていった。反面、ページ数の関係か簡単に問題が解決してしまったような気がする。しかしどちらも気が強い強い(^_^;)。そして女子高生にしてはかなり渋い趣味だよなぁ。ちなみにこれ、続刊予定もあったようだけど作者の次回作すら出てこない(^-^; …続きを読む
    ヲタ小僧
    2013年05月31日
    20人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品