首ざぶとん

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043943968
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首ざぶとん

  • 著者 朱雀門 出
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043943968

日本ホラー小説大賞短編賞受賞作家が放つ、第2作!

華道教室の先生・龍彦の趣味は、なんと怪談蒐集。龍彦に惹かれ蒐集を手伝うまりかだったが、図らずも怪異に巻き込まれてしまう……新たな怪談の旗手が描く、日常に潜む怪異の世界。傑作連作短編集! 華道教室の先生・龍彦の趣味は、なんと怪談蒐集。龍彦に惹かれ蒐集を手伝うまりかだったが、図らずも怪異に巻き込まれてしまう……新たな怪談の旗手が描く、日常に潜む怪異の世界。傑作連作短編集!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「首ざぶとん」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • インパクトある不気味なタイトル。華道を習うまりかとその師範で怪談蒐集家の龍彦が遭遇する四つの怪異。タイトル作、穴の中から奇妙な言葉が…。アレを迂闊に言ってはいけない。「ひじり」も悪夢のような意味不明の インパクトある不気味なタイトル。華道を習うまりかとその師範で怪談蒐集家の龍彦が遭遇する四つの怪異。タイトル作、穴の中から奇妙な言葉が…。アレを迂闊に言ってはいけない。「ひじり」も悪夢のような意味不明の怖ろしさ。アレには絶対関わってはいけない。「羊を何度も掘り出す話」竹藪での怪異。アレは妖怪のようなもの?神様のことは人にはわからない。どこか飄々としていて、ホラーもしっかり楽しめる好みの作品。京都弁が醸し出す作風も良かった。 …続きを読む
    ままこ
    2022年10月31日
    80人がナイス!しています
  • 短編集。怪談好きの華道の先生とその教え子が遭遇する数多の怪異。京都が舞台の怪談というと千年の澱が凝った濃厚な闇みたいなものを連想させるけど、本書は基本長岡京等周辺部が舞台なので、どちらかというと地方都 短編集。怪談好きの華道の先生とその教え子が遭遇する数多の怪異。京都が舞台の怪談というと千年の澱が凝った濃厚な闇みたいなものを連想させるけど、本書は基本長岡京等周辺部が舞台なので、どちらかというと地方都市としての京都が前面に出た感じかな。あと表題作は別として残りの話、特に「トモダチ」と「ひじり」は起きた事だけがぽつんと置かれているようで、因も果も無いので読後非常に居心地が悪い。この感じ怪談独特だけど、小説でやられると宙ぶらりんになった感じが凄いな。著者の実話怪談好きだけど、この頃から親和性あったのだな。 …続きを読む
    HANA
    2020年11月04日
    79人がナイス!しています
  • 表題作他4話からなる連作短編集。華道教室の先生で怪談蒐集家の龍彦と生徒のまりかが遭遇する怪異の世界を描く。日常的なことから、好奇心によってつい陥ってしまう世界、口にしてはいけない忌み言葉など、次々と怪 表題作他4話からなる連作短編集。華道教室の先生で怪談蒐集家の龍彦と生徒のまりかが遭遇する怪異の世界を描く。日常的なことから、好奇心によってつい陥ってしまう世界、口にしてはいけない忌み言葉など、次々と怪異に巻き込まれる。それも、それぞれの話が決して解決している訳ではない。また、いつ陥るかもしれない恐怖が残る。どれも、余韻の残る怖さが…不気味 …続きを読む
    モルク
    2018年08月19日
    77人がナイス!しています

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