ぼっちーズ

ぼっちーズ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年11月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784048700986

ぼっちーズ

  • 著者 入間 人間
  • 絵 宇木 敦哉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年11月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784048700986

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ぼっちーズ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • みんな不器用で、不恰好で、それでもなんだかんだ他人と関わりながら生きていくんだなあ。なんて、ちょっとほっこりしながら読み進めていましたが、最後の話で全ての繋がりを知り、この時のこの人はこの人だったのか みんな不器用で、不恰好で、それでもなんだかんだ他人と関わりながら生きていくんだなあ。なんて、ちょっとほっこりしながら読み進めていましたが、最後の話で全ての繋がりを知り、この時のこの人はこの人だったのか!という気付きが面白かったです。そしてなんて壮大な物語(笑)僕たち私たちとは呼べない集団。こんな人たちが本当にいても良いんじゃないかと。吉田さん可愛い。 …続きを読む
    まる
    2017年01月19日
    51人がナイス!しています
  • 大学に進学したものの友達が出来ず独りぼっちな生活を過ごす彼らは、謎の保険医に導かれ第四講義棟にある秘密基地へと誘われる。そこには誰も訪れないぼっちの楽園で安息の地になるが、何かと戦うことを迫られる…。 大学に進学したものの友達が出来ず独りぼっちな生活を過ごす彼らは、謎の保険医に導かれ第四講義棟にある秘密基地へと誘われる。そこには誰も訪れないぼっちの楽園で安息の地になるが、何かと戦うことを迫られる…。ぼっち達が“友達”とは何なのかを考え,足掻く群像劇。「六百六十円の事情」や「僕の小規模な奇跡」など当時の入間作品同様、この作品も群像劇形式だが、一話一話の主人公が同時期に動くのではなく年代がバラバラな群像劇。保険医や多才という同人物や大学前のクレープ屋など同じものが登場するも、クレープ屋が潰れてたり多才を→ …続きを読む
    Yobata
    2014年08月06日
    41人がナイス!しています
  • 序盤から具体的な地名が出て、舞台となる大学を容易に特定できるようになっており、内容も実話臭い大学生活ぼっち話が並ぶ。だが、読み進むと章ごとに主人公の変わる群像劇であり、最後にそれらが結び付いた全体像が 序盤から具体的な地名が出て、舞台となる大学を容易に特定できるようになっており、内容も実話臭い大学生活ぼっち話が並ぶ。だが、読み進むと章ごとに主人公の変わる群像劇であり、最後にそれらが結び付いた全体像が見えてくる構成であることが分かる。これは実は「生の人間の存在を感じさせる私小説の技法を取り入れた技巧的小説」なのではあるまいか。そして、全てが結び付いて大きな全体をなすと言ってもやはりそう劇的な物語があるわけでないのは、「ぼっち」は複数形でも「ぼっち」という主題に対応するのだろう、おそらく。 …続きを読む
    T.Y.
    2013年03月27日
    23人がナイス!しています

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