疵2スキャンダル

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年08月07日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
226
ISBN:
9784048687591
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疵2スキャンダル

  • 著者 かわい 有美子
  • イラスト 杜山 まこ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年08月07日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
226
ISBN:
9784048687591

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「疵2スキャンダル」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ★★★ 大蔵省エリート官僚のお話、その2巻。相変わらず反吐が出そうな展開です…憔悴しきった桐原は、何でいつまでもこの世界にしがみ付くのかなぁ~と、やり切れない気分で読み進めるのだが、この2巻の最後にはちょっ ★★★ 大蔵省エリート官僚のお話、その2巻。相変わらず反吐が出そうな展開です…憔悴しきった桐原は、何でいつまでもこの世界にしがみ付くのかなぁ~と、やり切れない気分で読み進めるのだが、この2巻の最後にはちょっとだけ司馬との関係に明かりが見えたかの様に思えるのが救いかな。 この新装版では、何故にここに収録したのか不明な、数年後の桐原と司馬のちょっと甘いお話が書き下ろされている。本編では、未だそんなに進展していない2人なのに・・・余りに少ない糖分補給かな? …続きを読む
    せ〜ちゃん
    2015年09月27日
    33人がナイス!しています
  • 積読崩し。旧版未読。プライベートが深い泥の中な桐原がさらに酷い状況となり読んでて苦い。自分の存在意義があやふやになってしまっている桐原にとって司馬は自分を認識させてくれる唯一の人間なんだろうと感じる。 積読崩し。旧版未読。プライベートが深い泥の中な桐原がさらに酷い状況となり読んでて苦い。自分の存在意義があやふやになってしまっている桐原にとって司馬は自分を認識させてくれる唯一の人間なんだろうと感じる。それでも仕事では司馬を出し抜いていくあたりはキャリア官僚ならではの強かさだ。恋愛の展開においては二人とも無自覚なれど司馬の方が振り回されてる感が大きく、仕事で出し抜かれたと知った時の彼の怒りと憤りはライバルとしてのものだけではないと受け取れてニヨニヨしてしまった。そんな司馬が先に自覚し始めたようで続きが楽しみ …続きを読む
    那義乱丸
    2014年06月29日
    26人がナイス!しています
  • 二人の間に少しは愛を感じられるかと思ったら、意外にも司馬の方が先に桐原に『惹かれている』ことを自覚する。桐原より司馬の方がよほど理性的かつ利己的なのかと思ったらそうでもなかった。仕事以外の事となると他 二人の間に少しは愛を感じられるかと思ったら、意外にも司馬の方が先に桐原に『惹かれている』ことを自覚する。桐原より司馬の方がよほど理性的かつ利己的なのかと思ったらそうでもなかった。仕事以外の事となると他人の心情も理解できず、そのくせ私生活では神経質で打たれ弱く、日常生活も不器用なダメっぷりを披露する桐原に庇護欲を掻き立てられてしまう人間臭さが司馬にはあった。なのに、桐原はちゃっかり篠田に取り入り、司馬を出し抜いて出世してしまう。これを更に許してしまう司馬の甘さを責めるより、桐原の天然な魔性ぶりを賞賛したい。 …続きを読む
    Kaoru
    2013年03月17日
    15人がナイス!しています

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