遣唐使船の時代 時空を駆けた超人たち

遣唐使船の時代 時空を駆けた超人たち

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年10月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784047034792
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遣唐使船の時代 時空を駆けた超人たち

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年10月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784047034792

遣唐使船で往来した人物群像。歴史を変えたその超人的な活躍を追う!

阿倍仲麻呂、吉備真備、最澄、空海、円仁そして鑑真。遣唐使船が行き交った古代の東アジア・ネットワークと、唐の文化を移入した遣唐使、留学僧らの超人的な活躍、その精華として結実した古代文化を描く。

〈目次〉
   はじめに
第1章 遣唐使と古代の東アジア──鈴木靖民
  1 遣唐使の時期区分と性格
  2 文化移植と東アジア情勢──第一期(七世紀中葉・後半)
  3 東アジア国際社会への参入──第二期(八世紀)
  4 最先端文化の導入と日本的信仰システム──第三期(九世紀)
  5 東アジア・東ユーラシアへの広がり

第2章 遣唐使と天平文化──上田正昭
  1 大仏開眼供養会
  2 遣唐使と平城遷都
  3 春日大社と遣唐使

第3章 遣唐使と歌──平群広成と阿倍仲麻呂をめぐる夢想──上野 誠
  1 春日山と御蓋山
  2 平群朝臣広成のこと
  3 阿倍仲麻呂の登場

第4章 遣唐留学者の役割──森 公章
  1 遣唐使と留学者
  2 吉備真備
  3 弁正と秦忌寸朝元

第5章 来日した唐人たち──榎本淳一
  1 来日唐人の全体像
  2 遣唐使時代の外交制度と来日唐人
  3 日本と朝鮮諸国における唐使

第6章 最澄・空海と霊仙──武内孝善
  1 延暦の遣唐使
  2 最澄の入唐求法とその成果
  3 空海の入唐求法とその成果
  4 雲仙三蔵の入唐としその足跡

第7章 阿倍仲麻呂と玄宗、楊貴妃の唐長安──王巍
  1 阿倍仲麻呂
  2 阿倍仲麻呂と唐の長安城
  3 唐長安城と平城京、平安京

第8章 最後の遣唐使と円仁の入唐求法──田中史生
  1 国際交易時代の遣唐使
  2 円仁の求法活動を支えたもの

第9章 遣唐使と唐物への憧憬──河添房江
  1 「唐物」の初例と遣唐使
  2 『竹取物語』と遣唐使・唐物
  3 『うつほ物語』と遣唐使・唐物
阿倍仲麻呂、吉備真備、最澄、空海、円仁そして鑑真。遣唐使船が行き交った古代の東アジア・ネットワークと、唐の文化を移入した遣唐使、留学僧らの超人的な活躍、その精華として結実した古代文化を描く。

〈目次〉
   はじめに
第1章 遣唐使と古代の東アジア──鈴木靖民
  1 遣唐使の時期区分と性格
  2 文化移植と東アジア情勢──第一期(七世紀中葉・後半)
  3 東アジア国際社会への参入──第二期(八世紀)
  4 最先端文化の導入と日本的信仰システム──第三期(九世紀)
  5 東アジア・東ユーラシアへの広がり

第2章 遣唐使と天平文化──上田正昭
  1 大仏開眼供養会
  2 遣唐使と平城遷都
  3 春日大社と遣唐使

第3章 遣唐使と歌──平群広成と阿倍仲麻呂をめぐる夢想──上野 誠
  1 春日山と御蓋山
  2 平群朝臣広成のこと
  3 阿倍仲麻呂の登場

第4章 遣唐留学者の役割──森 公章
  1 遣唐使と留学者
  2 吉備真備
  3 弁正と秦忌寸朝元

第5章 来日した唐人たち──榎本淳一
  1 来日唐人の全体像
  2 遣唐使時代の外交制度と来日唐人
  3 日本と朝鮮諸国における唐使

第6章 最澄・空海と霊仙──武内孝善
  1 延暦の遣唐使
  2 最澄の入唐求法とその成果
  3 空海の入唐求法とその成果
  4 雲仙三蔵の入唐としその足跡

第7章 阿倍仲麻呂と玄宗、楊貴妃の唐長安──王巍
  1 阿倍仲麻呂
  2 阿倍仲麻呂と唐の長安城
  3 唐長安城と平城京、平安京

第8章 最後の遣唐使と円仁の入唐求法──田中史生
  1 国際交易時代の遣唐使
  2 円仁の求法活動を支えたもの

第9章 遣唐使と唐物への憧憬──河添房江
  1 「唐物」の初例と遣唐使
  2 『竹取物語』と遣唐使・唐物
  3 『うつほ物語』と遣唐使・唐物

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「遣唐使船の時代 時空を駆けた超人たち」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 個人的に第3章・7・9章が面白かったです。眠くなる文章との落差が激しい…。一部訳文なしだったり、基礎知識が必要な章もあるので、遣唐使時代さっぱりな自分には難しいところも。漂着して殺されたり、病気で死んだり 個人的に第3章・7・9章が面白かったです。眠くなる文章との落差が激しい…。一部訳文なしだったり、基礎知識が必要な章もあるので、遣唐使時代さっぱりな自分には難しいところも。漂着して殺されたり、病気で死んだり難破で溺死したり行方不明になったり、逃げてしまったり。当たり前のことなのだけど、危険と隣り合わせていた遣唐使には、軽くショックを受けました。 …続きを読む
    mimm
    2012年02月27日
    3人がナイス!しています
  • まだまだ研究は続いてるんだなぁ、当たり前だけど まだまだ研究は続いてるんだなぁ、当たり前だけど
    kozawa
    2011年01月24日
    1人がナイス!しています
  • 遣唐使がいつ始まりいつ終えたのか、と言った基本的なところも押えられるし、一歩進んだ「どういった人々が唐に渡り」「唐で何を学んで」「日本に戻り何を成したのか」を学べた。しかし、本当に昔の渡海は命がけで、 遣唐使がいつ始まりいつ終えたのか、と言った基本的なところも押えられるし、一歩進んだ「どういった人々が唐に渡り」「唐で何を学んで」「日本に戻り何を成したのか」を学べた。しかし、本当に昔の渡海は命がけで、命をかけても学びたい何かがある先人に心から敬意を捧げ、自分もそこまでの情熱で様々なものに取り組みたいと思う。 …続きを読む
    藤埜
    2014年07月10日
    0人がナイス!しています

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