- 著者 五木 寛之
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 448
- ISBN:
- 9784041294444
朱鷺の墓 下
- 著者 五木 寛之
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 448
- ISBN:
- 9784041294444
一次大戦、ロシア革命。激動の中、愛を貫くロシア士官と金沢の芸妓を描く
日露戦争間近の明治38年、金沢に捕虜として収容されたロシア士官イワーノフ少尉と宿命的な恋に落ちた花街の美貌の芸妓氏染乃。二人を待ち受けたのは偏見と迫害、そして愛する者との別離という運命だった。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「朱鷺の墓 下」感想・レビュー
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朱鷺の墓イコール染乃やイワーノフのような美しく優しい人々の存在を許さなかった戦前の日本ーーーということなのでしょうが、作者は元々左翼だからなあ。私にはよっぽど昔の方がもののあはれがあったように思えるけ …続きを読む2014年03月18日3人がナイス!しています
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今、静かな感動と、虚しい気持ちにとらわれている。なんと美しい物語であったことか。なんと残酷で無慈悲な物語であったことか。人間が生きていくことの哀しさや喜びは、この物語のようなものなのかもしれない。染乃 …続きを読む2024年11月10日2人がナイス!しています
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発表されて間もなく読みました。独自の露文の香りに新風を感じ、見たことのない北陸の古都・金沢に憧れました。1970年01月01日2人がナイス!しています