歌が権力の象徴になるとき 屏風歌・障子歌の世界

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年01月25日
判型:
四六判
ページ数:
242
ISBN:
9784047021501
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歌が権力の象徴になるとき 屏風歌・障子歌の世界

  • 著者 渡邉 裕美子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年01月25日
判型:
四六判
ページ数:
242
ISBN:
9784047021501

屏風歌・障子歌はなぜ作られたか。一流の歌人や絵師を動員した芸術品に迫る

平安から鎌倉初期、当代一流歌人・絵師・書家によって作られたいくつもの屏風歌・障子歌。その発生から隆盛、衰退を経て一二世紀後半に社会情勢の変化とともに復活する様相を、和歌と権力の視点から描く。 平安から鎌倉初期、当代一流歌人・絵師・書家によって作られたいくつもの屏風歌・障子歌。その発生から隆盛、衰退を経て一二世紀後半に社会情勢の変化とともに復活する様相を、和歌と権力の視点から描く。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「歌が権力の象徴になるとき 屏風歌・障子歌の世界」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 10世紀から11世紀後半、それなりに平和な平安の御代である。代表的なのは藤原道長の娘彰子が入内するとき、和歌を添えた大和絵の屏風が制作された。嫁入り道具である。和歌は当時の一流の作者に依頼された。財力がな 10世紀から11世紀後半、それなりに平和な平安の御代である。代表的なのは藤原道長の娘彰子が入内するとき、和歌を添えた大和絵の屏風が制作された。嫁入り道具である。和歌は当時の一流の作者に依頼された。財力がないとできないことである。つまり屏風は権力を示すわかりやすいメディアだったのだ。ということでそれらの屏風に取り上げられた和歌と権力のありようについての本なのだが、ちょっと自分の手には余った。特に間に漢詩が入ってくると苦しい。先日に引き続いて同じところで躓いてしまったのが悔しい。 …続きを読む
    chisarunn
    2021年07月23日
    5人がナイス!しています
  • 願わくば実物を見てみたい。 願わくば実物を見てみたい。
    とーあ
    2017年07月23日
    1人がナイス!しています
  • 「歌が権力の象徴になるとき」というタイトルに惹かれ、政治社会学的観点からの記述を期待して読み始めたが、副題の屏風歌・障子歌の世界が示唆する如く文学史の本、全くの興味の対象外で、短時間の斜斜読にて終了。 「歌が権力の象徴になるとき」というタイトルに惹かれ、政治社会学的観点からの記述を期待して読み始めたが、副題の屏風歌・障子歌の世界が示唆する如く文学史の本、全くの興味の対象外で、短時間の斜斜読にて終了。
    渓流
    2011年07月25日
    0人がナイス!しています

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