カムフラージュ

カムフラージュ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年05月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784048740319

カムフラージュ

  • 著者 有吉 玉青
  • デザイン 角川書店装丁室 國枝達也
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年05月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784048740319

胸をえぐるほど切実で、どこまでも不道徳な、恋の火遊び。

恋は楽しいものだと教えられたけれど――。最近、恋人とうまくいっていないことを担当教授に相談したのがきっかけで、絵に描いたような幸福だったはずのさまざまな人生に、小さなほころびが生まれる……。 恋は楽しいものだと教えられたけれど――。最近、恋人とうまくいっていないことを担当教授に相談したのがきっかけで、絵に描いたような幸福だったはずのさまざまな人生に、小さなほころびが生まれる……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「カムフラージュ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 以前こちら読メで『車掌さんの恋』のレビューを読んで気になり読み始めた有吉さん作品の2作目です。正直、前回はそんなにココロにグッとこなかった経緯もあり、今作もさほど期待値は高くなかったのですが、不思議と 以前こちら読メで『車掌さんの恋』のレビューを読んで気になり読み始めた有吉さん作品の2作目です。正直、前回はそんなにココロにグッとこなかった経緯もあり、今作もさほど期待値は高くなかったのですが、不思議と物語に惹き込まれ、なかなか印象的な作品となりました。とにかく登場人物がそれなりに多く登場し、人物各々がどこかひとくせ、ふたくせというかノーマルではない構成で、展開は進みます。マトモな恋愛とはほど遠い、若干アブノーマル寄りな恋愛のお話ですが、不思議とその流れが気にならず、むしろ違和感を感じずに読み進めました。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2016年04月16日
    125人がナイス!しています
  •  初読み作者。歯切れのいい文体は母・有吉佐和子の血筋なのか、読みやすい。全体構想は、小説としての面白さはあるが、読後感はよくなかった。本作のテーマは不倫、浮気。この不条理な恋を成就するため、他人を欺く  初読み作者。歯切れのいい文体は母・有吉佐和子の血筋なのか、読みやすい。全体構想は、小説としての面白さはあるが、読後感はよくなかった。本作のテーマは不倫、浮気。この不条理な恋を成就するため、他人を欺くのにどうカムフラージュするか、が作者のコンセプトである。その点では残念ながら稚拙だ。女性の意地悪、意固地、執念、嫉妬心・・・など怖さの部分が、女性固有の可愛さ、優しさの「愛情」を凌駕しているところに不快感を感じた。内容が私に合わなかったのだろう。別作品『美しき一日の終わり』を読んでみるつもりである。 …続きを読む
    じいじ
    2015年03月25日
    37人がナイス!しています
  • 最後まで読んで思ったのだが、すごく狭い世界での愛情の絡み合いの物語。あまりにも人間関係が絡み合いすぎておいおい!ってなるのだけど結局最後まで楽しめて読んでしまった。少なめのページ数がよかったのかな?し 最後まで読んで思ったのだが、すごく狭い世界での愛情の絡み合いの物語。あまりにも人間関係が絡み合いすぎておいおい!ってなるのだけど結局最後まで楽しめて読んでしまった。少なめのページ数がよかったのかな?しかし大人は自己責任でいいけど子供は巻き込んじゃだめだしかわいそうだな。 …続きを読む
    ren5000
    2014年09月01日
    20人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品