桜姫雪文章

桜姫雪文章

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年10月15日
判型:
四六判
ページ数:
280
ISBN:
9784046214881

桜姫雪文章

  • 著者 領家 高子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年10月15日
判型:
四六判
ページ数:
280
ISBN:
9784046214881

それも誰ゆえ、桜姫――。鶴屋南北の名作『桜姫東文章』が新たな姿で甦る。

新清水の高僧清玄、名家の息女桜姫、稀代の悪人権助――三者に渦巻く狂おしい妄執と、断ち切れない前世の縁によって紡ぎ出される新感覚時代小説。鶴屋南北の名作「桜姫東文章」が没後180年目に新たな姿で甦る。 新清水の高僧清玄、名家の息女桜姫、稀代の悪人権助――三者に渦巻く狂おしい妄執と、断ち切れない前世の縁によって紡ぎ出される新感覚時代小説。鶴屋南北の名作「桜姫東文章」が没後180年目に新たな姿で甦る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「桜姫雪文章」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 無垢な美しさが狂おしい。哀切と官能的な香りが漂い、耽美の世界に飲み込まれます。流されるまま酔いました。 無垢な美しさが狂おしい。哀切と官能的な香りが漂い、耽美の世界に飲み込まれます。流されるまま酔いました。
    優希
    2020年12月14日
    49人がナイス!しています
  • 清玄桜姫もののノベライズかなと、作品にも作者にもなんの予備知識もなく図書館から連れ帰ってみた。桜姫東文章は初めて観た歌舞伎で、今でも一番好きな演目だ。読んでびっくり。作者の桜姫感と私のとがあまりにも違 清玄桜姫もののノベライズかなと、作品にも作者にもなんの予備知識もなく図書館から連れ帰ってみた。桜姫東文章は初めて観た歌舞伎で、今でも一番好きな演目だ。読んでびっくり。作者の桜姫感と私のとがあまりにも違いすぎた。本作は桜姫東文章を種に、耽美で幻想的で官能的なとろとろとしたねっとりとしたふわふわとした何かだった。桜姫ってこういう娘だったろうか。かなり違うんだけどな。私の桜姫を違うものにされた気がして不快感。また、全体を覆う空気感も好みに合わないというか。残念。 …続きを読む
    fukufuku
    2025年05月20日
    5人がナイス!しています
  • 最初は耽美な歴史小説かしらん、と思いながら読んでいくと『次元嵐』やら『境界渡海者』やらのワードが出てきて段々と私の頭はオーバーヒート。学がない故に読み進めるのに大変苦慮致しました。鶴屋南北の『桜姫東文 最初は耽美な歴史小説かしらん、と思いながら読んでいくと『次元嵐』やら『境界渡海者』やらのワードが出てきて段々と私の頭はオーバーヒート。学がない故に読み進めるのに大変苦慮致しました。鶴屋南北の『桜姫東文章』を観ればもう少し理解もできるのかな。 …続きを読む
    猪子
    2017年04月26日
    3人がナイス!しています

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