鍵開けキリエと封緘師 小箱は開くのを待っている

鍵開けキリエと封緘師 小箱は開くのを待っている

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年12月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
260
ISBN:
9784829134719
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鍵開けキリエと封緘師 小箱は開くのを待っている

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年12月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
260
ISBN:
9784829134719

「あの鍵を開けたい」。恋心にも似た衝動が、運命の扉を開く

目にしたすべての鍵を開けてきた少年キリエは、禁断の「監獄砦」の最奥、鎖に縛られた檻の中で優雅に微笑む女性と出会う。なぜか開けられない檻。それを開けたいと少年が願った夏、失われたはずの力が甦った―― 目にしたすべての鍵を開けてきた少年キリエは、禁断の「監獄砦」の最奥、鎖に縛られた檻の中で優雅に微笑む女性と出会う。なぜか開けられない檻。それを開けたいと少年が願った夏、失われたはずの力が甦った――

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「鍵開けキリエと封緘師 小箱は開くのを待っている」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ひたすら「普通に」鍵を開ける主人公、というのはある意味斬新だと思う。魔法の小箱だってそれで開けちゃうんだぜ?こぢんまりとした雰囲気はわりと好き、ほとんど何も語られていない世界は、つまり彼の視点でもある ひたすら「普通に」鍵を開ける主人公、というのはある意味斬新だと思う。魔法の小箱だってそれで開けちゃうんだぜ?こぢんまりとした雰囲気はわりと好き、ほとんど何も語られていない世界は、つまり彼の視点でもあるんじゃないかなあ、とか。 …続きを読む
    こんこん
    2010年01月06日
    4人がナイス!しています
  • 新人デビュー作品。表紙を飾るヒロイン、大統領の淫靡な肉質感漂わせる乳房に視界が奪われる本作。私は何も間違った事は言っていない。文書が読み難くく、情景描写が過不足無いはずなのに連想が難しい。特に塔の内部 新人デビュー作品。表紙を飾るヒロイン、大統領の淫靡な肉質感漂わせる乳房に視界が奪われる本作。私は何も間違った事は言っていない。文書が読み難くく、情景描写が過不足無いはずなのに連想が難しい。特に塔の内部と大統領の檻辺り。鍵を開ける事に執着する主人公が、どうして鍵に情熱を燃やすのか全く語られておらず、且つ妹以外は気にかけない世捨て人として書かれているのに終盤でああいう展開になるには、色々と足りない。もっと大統領と主人公に絞った方が面白くなったはず。 …続きを読む
    ニル
    2010年05月21日
    3人がナイス!しています
  • 設定が魅力的であるだけに、物語るちからがないのが残念。登場人物も同様。各登場人物の方向性や指針が見えてこないから、予想が立てられず、従って裏切られることもない。何よりも、主人公が最も淡白だと言うのが困 設定が魅力的であるだけに、物語るちからがないのが残念。登場人物も同様。各登場人物の方向性や指針が見えてこないから、予想が立てられず、従って裏切られることもない。何よりも、主人公が最も淡白だと言うのが困る。熱血にしろとは言わないけれど、これは無気力に過ぎる。児童文学的な語り口は、けして嫌いではなかったのだけれど。 …続きを読む
    秋山真琴
    2010年02月07日
    3人がナイス!しています

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