- 著者 森 澄雄
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784044094119
俳句への旅
- 著者 森 澄雄
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784044094119
俳壇をリードし続けた著者による珠玉の俳句評論。必読ロングセラーの文庫化
俳句は難しいものではなく、風景や自分の生活を素直な心でうたえばよい。旅に出て必ずしも句を作るとは限らず、何気なく風物を楽しみ、大きくその風土を呼吸すれば、残るものはおのずから残る。ただ、素直な心になることが一番難しい。――近代俳句の流れを解説し、半生の回想や自他の秀句により俳句とは何かを考察した珠玉の俳句評論。俳句を愛するすべての人へ、必読ロングセラーの初文庫化。
解説・村上護
解説・村上護
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
1 俳句のすすめ
俳句のすすめ
一 定型と季語
二 写生
三 感動
四 推敲
俳句の表現
一 俳句表現の特質
二 推敲の要点
俳句の作法
一 伝統
二 諧の楽しさ
三 古典と旅と
四 風狂
作品の虚実
2 無常とあそび
一 俳句との出会い
二 俳句とは何か──無常とあそび
三 先進の句を味わう
(1) 芭蕉
(2) 加藤楸邨と石田波郷
3 現代俳句の風土
一 種の浜の浮鴎
二 叡山の雪道
三 白鳥のごと
四 秋の淡海
4 近・現代の俳句小史
一 正岡子規の俳句革新
二 碧門の隆盛
三 自由律俳句の作家たち
四 虚子の俳壇復帰とその作風
五 『ホトトギス』の興隆
六 女流俳人の台頭
七 四Sの台頭──抒情の回復と近代的素材
八 女流俳句の興隆
九 新興俳句
十 人間探究派
十一 戦後俳句
十二 女流俳人の輩出
5 俳句とロマンチシズム
俳句とロマンチシズム──歴史的に
一 蕪村の浪漫的憂愁
二 大正期の特色
近代俳句の青春時代
一 『馬醉木』の独立宣言前後
二 『馬醉木』の作家たち
三 連作俳句と新興俳句
青春俳句
6 近代の代表俳人とその作品
正岡子規
内藤鳴雪
夏目漱石
河東碧梧桐
高浜虚子
松瀬青々
臼田亜浪
渡辺水巴
村上鬼城
飯田蛇笏
前田普羅
原 石鼎
中塚一碧楼
荻原井泉水
尾崎放哉
種田山頭火
久保田万太郎
芥川龍之介
長谷川かな女
竹下しづの女
阿部みどり女
杉田久女
選書版あとがき/文庫版あとがき
解説 村上 護
俳句のすすめ
一 定型と季語
二 写生
三 感動
四 推敲
俳句の表現
一 俳句表現の特質
二 推敲の要点
俳句の作法
一 伝統
二 諧の楽しさ
三 古典と旅と
四 風狂
作品の虚実
2 無常とあそび
一 俳句との出会い
二 俳句とは何か──無常とあそび
三 先進の句を味わう
(1) 芭蕉
(2) 加藤楸邨と石田波郷
3 現代俳句の風土
一 種の浜の浮鴎
二 叡山の雪道
三 白鳥のごと
四 秋の淡海
4 近・現代の俳句小史
一 正岡子規の俳句革新
二 碧門の隆盛
三 自由律俳句の作家たち
四 虚子の俳壇復帰とその作風
五 『ホトトギス』の興隆
六 女流俳人の台頭
七 四Sの台頭──抒情の回復と近代的素材
八 女流俳句の興隆
九 新興俳句
十 人間探究派
十一 戦後俳句
十二 女流俳人の輩出
5 俳句とロマンチシズム
俳句とロマンチシズム──歴史的に
一 蕪村の浪漫的憂愁
二 大正期の特色
近代俳句の青春時代
一 『馬醉木』の独立宣言前後
二 『馬醉木』の作家たち
三 連作俳句と新興俳句
青春俳句
6 近代の代表俳人とその作品
正岡子規
内藤鳴雪
夏目漱石
河東碧梧桐
高浜虚子
松瀬青々
臼田亜浪
渡辺水巴
村上鬼城
飯田蛇笏
前田普羅
原 石鼎
中塚一碧楼
荻原井泉水
尾崎放哉
種田山頭火
久保田万太郎
芥川龍之介
長谷川かな女
竹下しづの女
阿部みどり女
杉田久女
選書版あとがき/文庫版あとがき
解説 村上 護
「俳句への旅」感想・レビュー
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色々俳句の本を読んだが,一番ためになった。今年の読み納めにぴったりの本だった。2021年12月30日1人がナイス!しています