耳で考える ――脳は名曲を欲する

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年09月09日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
208
ISBN:
9784047102057

耳で考える ――脳は名曲を欲する

  • 著者 養老 孟司
  • 著者 久石 譲
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年09月09日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
208
ISBN:
9784047102057

私たちはなぜ音楽に感動し、涙するのかを解き明かす究極の対話!

人間はなぜ音楽を生み出し、社会においてどのように役割づけてきたか? そして私たちはどのような曲を美しいと感じ、どうやってそれを受け入れていくのか? 謎の多い分野に脳科学と映画音楽の第一人者が挑む! 人間はなぜ音楽を生み出し、社会においてどのように役割づけてきたか? そして私たちはどのような曲を美しいと感じ、どうやってそれを受け入れていくのか? 謎の多い分野に脳科学と映画音楽の第一人者が挑む!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「耳で考える ――脳は名曲を欲する」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 音楽と脳。人は耳で考える。脳は目より耳で感動する。映画で音と映像を同時に流すと音が先に聞こえ、少し遅らせるとシンクロする。目より耳が繊細である。…音のリズムは円。指揮棒は上下に振らず円を描く。音楽も人 音楽と脳。人は耳で考える。脳は目より耳で感動する。映画で音と映像を同時に流すと音が先に聞こえ、少し遅らせるとシンクロする。目より耳が繊細である。…音のリズムは円。指揮棒は上下に振らず円を描く。音楽も人生も螺旋状に絶えず繋がっている。…いい音楽は楽譜の音符が綺麗。調子が悪いときは不安で音を重ね、楽譜が真っ黒になる。…あまりに独創的だと理解不能だが、聴き手の共鳴を求めすぎるのも本質ではない。音楽は永遠に完成しないもの。探し続けるから新たな世界が見える。そこから何が生まれるかわからないから音楽も人生も面白い🎼 …続きを読む
    やすらぎ🍀
    2021年02月08日
    133人がナイス!しています
  • 解剖学者の養老孟司先生と作曲家の久石譲先生の対談本。2009年9月発刊なので少し古いです。科学から哲学、社会学から人間、虫の生態まで例にとって、この世の成り立ちや人間と知の向き合い方など多岐にわたった内容 解剖学者の養老孟司先生と作曲家の久石譲先生の対談本。2009年9月発刊なので少し古いです。科学から哲学、社会学から人間、虫の生態まで例にとって、この世の成り立ちや人間と知の向き合い方など多岐にわたった内容。視覚を重視する社会、映像より音楽が先に脳に飛び込む仕組み、メロディーは時空の記憶装置、生きるためにリズムを揃える、現代音楽の歴史は脳化への道、人を活かし殺す音楽など。野生の感覚を取り戻せば失われた世界が見えてくるそうです。 …続きを読む
    きみたけ
    2023年02月07日
    58人がナイス!しています
  • 耳で弾くという感覚はあるが、耳で考えるという事に興味を持った。言葉では表現できないのもが芸術。音楽と数学の関連性は積算作業だけではないかも。第二章『感性の土壌』は非常に面白い。個性は体...確かに。触覚 耳で弾くという感覚はあるが、耳で考えるという事に興味を持った。言葉では表現できないのもが芸術。音楽と数学の関連性は積算作業だけではないかも。第二章『感性の土壌』は非常に面白い。個性は体...確かに。触覚・臭覚を刺激し人間を虜にした雌のセキセイインコが甘い声で囁く。 建築基準法に疑問を投げかけた崩れない皇居の石垣の話は特に。東日本大震災で多くの建物が崩壊し犠牲者をだした岩手で、個人避難所となった家を思い出す。どういう構造になっているのか興味がある。「なすべき事の意味」「顔がない音楽」「自分で動け」は納得。 …続きを読む
    マリリン
    2021年03月18日
    43人がナイス!しています

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