- 著者 アンデルセン
- 訳者 川崎 芳隆
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年06月23日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 176
- ISBN:
- 9784042165057
絵のない絵本
- 著者 アンデルセン
- 訳者 川崎 芳隆
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年06月23日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 176
- ISBN:
- 9784042165057
永遠の名作、新装版で登場。
私は都会の屋根裏部屋で暮らす貧しい絵描き。ひとりの友もなく、毎晩寂しく窓から煙突を眺めていた。ところがある夜、月がこう語りかけてきた――僕の話を絵にしてみたら。アンデルセンの傑作連作短編集。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「絵のない絵本」感想・レビュー
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お月様の視点から観た、人間社会の悲喜こもごもを描いた短編集。1つ1つが短いので、私がそうしたわけじゃないけど、寝る前に毎晩一作ずつ読むなんてのもありかと。 巻末に、アンデルセンの生涯を物語風に描 …続きを読む2019年12月26日62人がナイス!しています
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物語は、月の目線で語られます。様々な国の夜を旅した月が、自分の見てきたことについて、絵かきに話します。本の終盤で、小さい女の子が「日々のパンを与えたまえ」とお祈りした後「出来ればパンにバターもたくさん …続きを読む2013年07月13日29人がナイス!しています
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月のお話は絵本さながらの美しい語りで、時間に囚われないものばかりでしたが、ものがたりを全て読解できるほどの容量が私の頭には今現在ないなと感じさせられる本でもありました。旅を愛したアンデルセンの生涯が後 …続きを読む2014年11月24日25人がナイス!しています