新版 禅とは何か

新版 禅とは何か

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784044076023
label

新版 禅とは何か

  • 著者 鈴木 大拙
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784044076023

わかりやすい言葉で禅の本質に迫る。定評ある禅の入門書。

禅とは、どのようなものなのか。禅の究極の問いともいえる難題に、鈴木大拙がわかりやすい言葉で応える名著。初心者にも理解しやすいように、宗教、仏教、そして禅へと、その考え方を解き明かしながら、禅の本質に迫っていく。大拙自身の禅経験を通して、読者を禅に向き合わせ、本格的な禅の世界へと誘う本書は、禅の初心者、修行者を問わず、最善の禅入門書として定評がある。解説・末木文美士 禅とは、どのようなものなのか。禅の究極の問いともいえる難題に、鈴木大拙がわかりやすい言葉で応える名著。初心者にも理解しやすいように、宗教、仏教、そして禅へと、その考え方を解き明かしながら、禅の本質に迫っていく。大拙自身の禅経験を通して、読者を禅に向き合わせ、本格的な禅の世界へと誘う本書は、禅の初心者、修行者を問わず、最善の禅入門書として定評がある。解説・末木文美士

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一回 宗教経験としての禅

第一講 宗教経験とは何か
第二講 何を仏教生活というか
第三講 仏教の基本的諸概念
第四講 証三菩提を目的とする禅
第五講 心理学から見た禅

第二回 仏教における禅の位置

第一講 宗教経験の諸要素
第二講 宗教経験の諸型
第三講 宗教としての仏教
第四講 楞伽経大意(主として本経と禅宗との史的および内容的関係)
第五講 神秘主義としての禅

解説(旧版) 古田紹欽
解説  末木文美士

「新版 禅とは何か」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 週末の仏教ツアーの興奮冷めやらぬうちにこちらを。大拙氏が昭和2~3年に行った講義を本にしたもの。すでに90年前の内容、もはや歴史😱 禅とは何か?もそうだが、仏教の歴史や解釈にもかなり紙面を割いており、線だら 週末の仏教ツアーの興奮冷めやらぬうちにこちらを。大拙氏が昭和2~3年に行った講義を本にしたもの。すでに90年前の内容、もはや歴史😱 禅とは何か?もそうだが、仏教の歴史や解釈にもかなり紙面を割いており、線だらけで、何をどうまとめてレビューを上げればいいか分からない😅 真宗との比較が多くなされていたが、大谷大学で教鞭を取っていた事もあるので、真宗に対する理解もかなり深い。違いは多々あるが、「根は一つ」と言うこの考えが仏教の良さ。仏が与えてくれる薬は一つ、それを自分がどう飲むか?今後の私の課題である。 …続きを読む
    chantal(シャンタール)
    2020年10月28日
    80人がナイス!しています
  • あらゆる不満の根源。それはなりたい自分と現実の齟齬。ある段階までは知識と論理が不可欠。そこを超えたら、あえてそれらから離れてみる=直観を信じる。悟りとは非論理的なもの。今に即して悟り続ける現在進行形で あらゆる不満の根源。それはなりたい自分と現実の齟齬。ある段階までは知識と論理が不可欠。そこを超えたら、あえてそれらから離れてみる=直観を信じる。悟りとは非論理的なもの。今に即して悟り続ける現在進行形であり、個人的な気づき或いは体験を要する。だが己だけ悟って満足ではなく、それを社会や世のためにと願うのが人の性。実際に役に立ったか否かを決めるのは第三者。それを分かっていれば傲慢に非ず。温故知新。見方や捉え方を変えるだけで新奇な創造の可能性。科特隊が限界まで戦って初めてウルトラマンが助けに来る=正しい他力本願。 …続きを読む
    Y2K☮
    2017年04月11日
    47人がナイス!しています
  • アメリカに禅を伝え、西洋と東洋思想の合一を目指したダイセツ・スズキの著作だけに視点がまずもって広大無辺である。空間的スパンはもちろん時間的スパンをも見据え、超宗派的世界宗教の一員であり一人という宗教人 アメリカに禅を伝え、西洋と東洋思想の合一を目指したダイセツ・スズキの著作だけに視点がまずもって広大無辺である。空間的スパンはもちろん時間的スパンをも見据え、超宗派的世界宗教の一員であり一人という宗教人としての誇りは実に気高い。でありながら、仏教の基本中の基本は絶対に外さない精緻な思考力と弁論力のなんと素晴らしいこと。相対的である、神秘と知性、慈と悲、主観と客観、自力と他力、心情と行為、そして正と邪、善と悪をそれぞれ詳細に語りつつも、相対的な事柄への理想は「中庸」であるべきことを一貫して語っているのだから。 …続きを読む
    イプシロン
    2019年09月28日
    41人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品