松尾芭蕉 下 夢幻の旅

松尾芭蕉 下 夢幻の旅

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年03月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
416
ISBN:
9784046216465

松尾芭蕉 下 夢幻の旅

  • 著者 高橋 政光
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年03月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
416
ISBN:
9784046216465

そぞろ神に憑かれてみちのくの旅に出た芭蕉は、極限まで己を責めて遊行する

門人曾良が随行したみちのくへの旅を経て、「不易流行」の理念を得、『おくのほそ道』を完成させた芭蕉。近親者の死、自らの老いを見つめて最後の旅に出る。俳聖芭蕉が人生を賭して到達した「夢幻境」とは――。 門人曾良が随行したみちのくへの旅を経て、「不易流行」の理念を得、『おくのほそ道』を完成させた芭蕉。近親者の死、自らの老いを見つめて最後の旅に出る。俳聖芭蕉が人生を賭して到達した「夢幻境」とは――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「松尾芭蕉 下 夢幻の旅」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • すでに老体となり、何も蟠りがなく涅槃の境地にまで達する。門下生の愛に触れながら静かにこの世を去る。 すでに老体となり、何も蟠りがなく涅槃の境地にまで達する。門下生の愛に触れながら静かにこの世を去る。
    Kaho
    2014年12月07日
    3人がナイス!しています
  • 松尾芭蕉は実は忍者だったとか、裏説があるけど、これを読んだら、どれだけ真剣に俳句に向き合った人かわかる。俳句はほんっとに表面しか知らないので、俳句に付け句がついて次から次へと流れる連歌があるとは知らな 松尾芭蕉は実は忍者だったとか、裏説があるけど、これを読んだら、どれだけ真剣に俳句に向き合った人かわかる。俳句はほんっとに表面しか知らないので、俳句に付け句がついて次から次へと流れる連歌があるとは知らなかった。いろいろ考えさせる話だった。 …続きを読む
    meirin
    2012年10月21日
    3人がナイス!しています
  • 分厚い上中下巻。全て読み終わりました! 上巻はこれからどうなるか行末を知っていたので辛い一冊でしたが、中下巻ではその過去と向き合いながら自分の俳諧を高めようとする芭蕉の姿に心を打たれました。芭蕉が門人 分厚い上中下巻。全て読み終わりました! 上巻はこれからどうなるか行末を知っていたので辛い一冊でしたが、中下巻ではその過去と向き合いながら自分の俳諧を高めようとする芭蕉の姿に心を打たれました。芭蕉が門人に恵まれた様子も描かれていたのも楽しかった。面倒見が良く、それぞれの良さを見ていたから蕉門は栄えたのでしょう。個人的には、肉魚を絶っていた芭蕉に振る舞われた、椎茸、人参、錦糸卵の散らし寿司が美味しそうで食べたくなりました(笑)。俗と聖をこえて夢幻郷に遊び、「軽み」が大事だと悟った芭蕉。私も軽やかに生きたい♪ …続きを読む
    ちばりえこ
    2021年08月09日
    1人がナイス!しています

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