松尾芭蕉 中 漂泊の空

松尾芭蕉 中 漂泊の空

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年03月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
384
ISBN:
9784046216458

松尾芭蕉 中 漂泊の空

  • 著者 高橋 政光
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年03月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
384
ISBN:
9784046216458

野ざらしを胸に俳諧行脚に出た芭蕉は、俗を超えて俗に生きるすべを得ていく

江戸で着実に蕉門を築いていった松尾芭蕉。やがて、野ざらしの旅、笈の小文の旅、更科の旅と、長途の旅を重ねる。そこで人と歴史、そして風景と出会い、思索と実践に励む芭蕉の姿を、芸術性と人間性の両面から描く。 江戸で着実に蕉門を築いていった松尾芭蕉。やがて、野ざらしの旅、笈の小文の旅、更科の旅と、長途の旅を重ねる。そこで人と歴史、そして風景と出会い、思索と実践に励む芭蕉の姿を、芸術性と人間性の両面から描く。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「松尾芭蕉 中 漂泊の空」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 江戸に帰るのを憚りながらも募る想い、悩みながら過ごし、人との触れ合いで少しづつ解きほぐれていく様。 江戸に帰るのを憚りながらも募る想い、悩みながら過ごし、人との触れ合いで少しづつ解きほぐれていく様。
    Kaho
    2014年12月03日
    2人がナイス!しています
  • 江戸を離れて深川の草案に隠居した桃青。傷心ながら友人や門人の助けを得て、穏やかな隠居生活を送ります。草案には門人の一人が植えてくれた南の国の芭蕉が生い茂り、芭蕉庵と呼ばれたことから桃青も俳号を芭蕉と変 江戸を離れて深川の草案に隠居した桃青。傷心ながら友人や門人の助けを得て、穏やかな隠居生活を送ります。草案には門人の一人が植えてくれた南の国の芭蕉が生い茂り、芭蕉庵と呼ばれたことから桃青も俳号を芭蕉と変えました。俗世とのつながりを断つべきなのかどうか悩みますが、住職の仏頂や親友の素堂との対話を通じて、俗界に帰り幽幻空花に執着することが自分の俳諧だと悟りを得ます。天和の大火で芭蕉庵が焼けたあと、安住を止めて漂泊の旅に生きることにした芭蕉。旅先の地でも沢山の良い出会いがあり、私も旅に出たくなりました。 …続きを読む
    ちばりえこ
    2021年07月22日
    0人がナイス!しています

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