横溝正史読本

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041382165
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横溝正史読本

  • 編者 小林 信彦
  • デザイン 杉本 一文
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041382165

本書を読まずに横溝正史を語るなかれ!

名探偵・金田一耕助のモデルは? 『獄門島』『八墓村』ほかのトリックはどのように思いついたか? 作家・小林信彦氏相手に主要作品の舞台裏を初めて明かす! 名探偵・金田一耕助のモデルは? 『獄門島』『八墓村』ほかのトリックはどのように思いついたか? 作家・小林信彦氏相手に主要作品の舞台裏を初めて明かす!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「横溝正史読本」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 小林信彦との対談による貴重な証言集。自ら書かなければ、永久に埋もれてしまう情報を、インタビューという形式が引き出してくれたわけである。話がときおり脱線するが、そこにまた知られざる実情が語られていく。「 小林信彦との対談による貴重な証言集。自ら書かなければ、永久に埋もれてしまう情報を、インタビューという形式が引き出してくれたわけである。話がときおり脱線するが、そこにまた知られざる実情が語られていく。「きのうクリスティーが死んで……」の一言に、すごい臨場感が。1975年の対談である。戦前のミステリ界の実情や横溝作品の制作裏話が楽しい。対談に袴で現れて、金田一スタイルを称したり、レインコートを着てコロンボを気取るなど、横溝正史がサービス精神にあふれた人柄だったこともうかがえる。乱歩や安吾による作品評も収録。 …続きを読む
    へくとぱすかる
    2021年01月24日
    70人がナイス!しています
  • “蝶々”の完結編は一気に書き切ったとか凄いなぁ!『オリエント急行殺人事件』が『十二の刺傷』だったのはなんとなくそんな感じかなって思うけど『そして誰もいなくなった』が『みんないなくなったとさ』だったなんて “蝶々”の完結編は一気に書き切ったとか凄いなぁ!『オリエント急行殺人事件』が『十二の刺傷』だったのはなんとなくそんな感じかなって思うけど『そして誰もいなくなった』が『みんないなくなったとさ』だったなんて面白すぎる🤣今回角川文庫からの復刊ラッシュのおかげで未読だった作品も沢山読めて、また改めて本書を読んで思うのはやはり横溝正史はとてつもない作家さんだったんだなぁと。“獄門”や“本陣”や“蝶々”や‥と数々の傑作長編はもちろん、復刊されてる短編、中編の作品群も面白いもの。もっともっと復刊して下さい(^_^*) …続きを読む
    いっくん
    2022年07月21日
    31人がナイス!しています
  • 横溝先生と小林信彦氏による4回の対談集。横溝作品についての対談はそのうち1回だけで、あとは出版社勤め時代のエピソードや、同時代の国内外の探偵作家たちを論じた内容。対談集の他、戦後間もない頃の先生のエッセ 横溝先生と小林信彦氏による4回の対談集。横溝作品についての対談はそのうち1回だけで、あとは出版社勤め時代のエピソードや、同時代の国内外の探偵作家たちを論じた内容。対談集の他、戦後間もない頃の先生のエッセイ、乱歩・安吾・彬光による横溝の作品評、最後に年譜を収録。横溝作品と先生ご本人の裏話的な内容でいえば、「金田一耕助のモノローグ」の方が面白かったかな。 …続きを読む
    のびすけ
    2022年06月18日
    22人がナイス!しています

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