生きるのも死ぬのもイヤなきみへ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784043496075
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生きるのも死ぬのもイヤなきみへ

  • 著者 中島 義道
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784043496075

はたして、人生の意味とは何なのだろうか?

「生きていたくもないが、死にたくもない」そう、あなたの心の嘆きは正しい。そのイヤな思いをごまかさず大切にして生きるほかはない。孤独と不安を生きる私たちに、一筋の勇気を与えてくれる哲学対話。 「生きていたくもないが、死にたくもない」そう、あなたの心の嘆きは正しい。そのイヤな思いをごまかさず大切にして生きるほかはない。孤独と不安を生きる私たちに、一筋の勇気を与えてくれる哲学対話。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「生きるのも死ぬのもイヤなきみへ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 当たり前のことを当たり前のことだと信じるのではなく、疑い、問い続けることが哲学なのである。 自分は死ぬことに関しては仕方ないものだと思っている。でも、死んだらもう生きられないことが寂しい気がする。だか 当たり前のことを当たり前のことだと信じるのではなく、疑い、問い続けることが哲学なのである。 自分は死ぬことに関しては仕方ないものだと思っている。でも、死んだらもう生きられないことが寂しい気がする。だから生きようと思う。そして、使命なんて分からないから与えられたことをこなす日々を送っている …続きを読む
    Lee Dragon
    2015年06月22日
    16人がナイス!しています
  • 私の中で未解決のまま端に追いやられていた問いが此処に。近頃は死の実感から遠ざかっていただけかもしれないが、時を経て私はある程度順応した(要は鈍感になった)ことを感じる。それは端から見れば幸福に違いない 私の中で未解決のまま端に追いやられていた問いが此処に。近頃は死の実感から遠ざかっていただけかもしれないが、時を経て私はある程度順応した(要は鈍感になった)ことを感じる。それは端から見れば幸福に違いないが、鋭敏な痛覚(気概かもしれない)を取り戻したいという自分がいる。『世間に従うのを全身で拒否しておきながら、世間的価値観にがんじがらめになっている』嘗てはそうであったが、迎合するポーズを身に付け、価値観の強要も遇えるようになった私。それでも死を免れることはない。その時まで私の視界はこうピンぼけしたままだろうか …続きを読む
    ナマアタタカイカタタタキキ
    2020年03月13日
    15人がナイス!しています
  • 「普通」に働き人間関係に悩まない人には恐らく本書に登場する架空の人物の苦悩に共感できないのだろう。けれども「死にたくない」「愛されたい」「生きたくない」「評価されたい」「世間に従いたくない」のいずれか 「普通」に働き人間関係に悩まない人には恐らく本書に登場する架空の人物の苦悩に共感できないのだろう。けれども「死にたくない」「愛されたい」「生きたくない」「評価されたい」「世間に従いたくない」のいずれかについて考えたことのある人に本書を薦めたい。その考えを言語化しさらに一歩深めてくれること請け合いだ。どれも矛盾しているようですべてが正しい。そしてこの正しさを直視することが強者への道となる。 …続きを読む
    masabi
    2014年08月04日
    15人がナイス!しています

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