夜はやさし(下)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784042976028

夜はやさし(下)

  • 著者 フィツジェラルド
  • 訳者 谷口 陸男
  • デザイン BUFFALO.GYM
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2008年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784042976028

自らの生き様を刻印した、フィッツジェラルド渾身の長篇大作。

自らの臨床医としてのキャリアを犠牲にした妻ニコルへの献身に疲弊していたディックは、自分への一途な愛を貫くローズマリーを愛するようになり、やがて破滅の道を辿るようになる――。


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「夜はやさし(下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 意外だったのは、ニコルの立ち直り。彼女の病気と、彼女をしばらく離れる決心をディックにさせたような、子供を放り出す精神状態がここまで良くなるとは。彼から離れられるということは、もう一人立ちできるというこ 意外だったのは、ニコルの立ち直り。彼女の病気と、彼女をしばらく離れる決心をディックにさせたような、子供を放り出す精神状態がここまで良くなるとは。彼から離れられるということは、もう一人立ちできるということだったのかもしれない。タイトルの「…やさし」という響きが心に残る、ほんのりとやさしいエンディング。5年でこれくらいみんな変わってしまうのかしら。誰も本当に不幸になっていないのがいい。 …続きを読む
    ケイ
    2016年01月14日
    99人がナイス!しています
  • これは基本的には未完成の小説で詰めが甘い箇所もあるが、それでも作家が語る通り深いところで我々に訴えかけてくるものがある。この人生の破滅の物語が心に沁みるという事は自分なりの栄光を経験しているのであり、 これは基本的には未完成の小説で詰めが甘い箇所もあるが、それでも作家が語る通り深いところで我々に訴えかけてくるものがある。この人生の破滅の物語が心に沁みるという事は自分なりの栄光を経験しているのであり、その後が一刻一刻と色褪せていく事を僕は知っているからだ。夜はやさしと感じられるのはつまり闇と同化せざるを得ない精神状況を物語っているのであり、フィッツジェラルドのその精神は今の僕には他人事とは思えない近寄って抱きしめたくなるような精神である。この小説に眠る、震えている人間の心がつまりあなたの心だ。 …続きを読む
    市太郎
    2014年05月09日
    57人がナイス!しています
  • 読み進めるのを拒む小説がある。そのような小説の多くは文体や物語が難解な小説である。『夜はやさし』も読者をな前へと運ばせない小説だが、その原因は決して難解さではない。著者がこの小説を書いている最中の実生 読み進めるのを拒む小説がある。そのような小説の多くは文体や物語が難解な小説である。『夜はやさし』も読者をな前へと運ばせない小説だが、その原因は決して難解さではない。著者がこの小説を書いている最中の実生活上の苦しさが、オリジナル版から改編された本版からさえも伝わってくるからだ。たまらなく痛々しいが、時にぞっとするくらい美しい。ある男の崩壊過程の物語。ディック=著者と限定すべきではないと思うが、この小説がフィッツジェラルドの晩年を予見してしまっているから、単純に物語を楽しむ、では終われない恐ろしい小説である。 …続きを読む
    長谷川透
    2013年05月15日
    25人がナイス!しています

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