- 著者 河内 将芳
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年06月29日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 216
- ISBN:
- 9784047021365
祇園祭と戦国京都
- 著者 河内 将芳
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2007年06月29日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 216
- ISBN:
- 9784047021365
戦国時代に真冬でも行われることがあった祇園祭。その謎と歴史背景を追う。
権力に抵抗する民衆の祭り。この祇園祭のイメージはどこから来たか。戦国の世に行われた「冬の祇園祭」にはどんな意味が隠されているのか。京都の町衆と社寺、室町幕府との関係から、中世社会の実像に迫る。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「祇園祭と戦国京都」感想・レビュー
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戦国時代の祇園祭についての研究書。神輿渡御と山鉾巡行の違いをまず教えられ、祭りの実態、その主催者と主体、その運営を維持するためのシステムなどを、現存する史料を基に詳細に考察する。いろいろ知れて面白かっ …続きを読む2015年04月20日4人がナイス!しています
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「町衆が権力に抵抗して守り続けてきた祭」といった、巷間に流布する祇園祭イメージを批判し、二項対立を超えた複雑な関係性を明らかにしようとした一冊。やはり中世祇園祭にとって比叡山の存在がいかに大きかったか …続きを読む2015年02月18日2人がナイス!しています
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g085、扱われている時代は主に応仁の乱ののち、確かにこの時期から様々な混乱はあったものの、旧来言われているように必ずしも戦火で焼け落ちたわけではない、ということも同時に知れるんじゃないかなこれ。祇園 …続きを読む2016年09月09日0人がナイス!しています