永遠のフローズンチョコレート

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年02月27日
判型:
その他
商品形態:
文庫
ISBN:
9784757726277
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永遠のフローズンチョコレート

  • 著者 扇 智史
  • イラスト ワダ アルコ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年02月27日
判型:
その他
商品形態:
文庫
ISBN:
9784757726277

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「永遠のフローズンチョコレート」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 感情の存在しない男の子と人殺しの女の子との間に突然現れた不老不死の女の子との三角関係。当たり前のようにあった関係が、歪な三角関係になって崩れていく。このチョコレートの向かう先。自分が凍ってしまえばいい 感情の存在しない男の子と人殺しの女の子との間に突然現れた不老不死の女の子との三角関係。当たり前のようにあった関係が、歪な三角関係になって崩れていく。このチョコレートの向かう先。自分が凍ってしまえばいい、言葉にしてみれば全て嘘になる……バレンタインデーに読むと、バレンタインデーがとーーっても暗い日になることうけあい。少しまどろっこしくて厨が入っている文体が、だけれど心地よくて好みでした、人は選ぶでしょうが、自分はこの作品をすごく評価します。 …続きを読む
    そら
    2013年09月09日
    10人がナイス!しています
  • 殺人を続ける少女と不死の少女という現実離れした設定を持ってくるのだが、本題はそこになくて乾いた心の機微がメイン。今読んでも響かなかったが、中高生の時分に読んだら好きになっていただろうなと思う一冊。イラ 殺人を続ける少女と不死の少女という現実離れした設定を持ってくるのだが、本題はそこになくて乾いた心の機微がメイン。今読んでも響かなかったが、中高生の時分に読んだら好きになっていただろうなと思う一冊。イラストは表紙がよく、カラーの口絵も及第点だが、中の挿絵は微妙だった。 …続きを読む
    ささやか@ケチャップマン
    2015年10月17日
    9人がナイス!しています
  • 人を選ぶ話ですが好みにどストライクでした。殺人鬼のヒロインとその恋人それと死なない少女の摩訶不思議な三角関係を描く話。この物語の起伏なんてものはないに等しく、終わりも始まりもない。ただただ狂気や憂鬱や 人を選ぶ話ですが好みにどストライクでした。殺人鬼のヒロインとその恋人それと死なない少女の摩訶不思議な三角関係を描く話。この物語の起伏なんてものはないに等しく、終わりも始まりもない。ただただ狂気や憂鬱や嫉妬などの思春期に誰もが持つであるであろう負の感情を濃くしたような、それこそチョコレートのような色の日常が流れるだけの話なのだと思う。タイトルも秀逸だし装丁も特徴的でよかった。この作者の別作品も読みたい。 …続きを読む
    サエズリ割津
    2016年03月14日
    7人がナイス!しています

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