ラジオガール・ウィズ・ジャミング

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年07月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
312
ISBN:
9784840235051
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ラジオガール・ウィズ・ジャミング

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年07月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
312
ISBN:
9784840235051

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ラジオガール・ウィズ・ジャミング」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 設定がよく練られ着眼点やモチーフ、電気や爆薬を使った戦術も専門知識に明るい方らしくユニーク。戦争を取り上げているだけあってシビアで小難しい部分もあるが話もまあまあ面白い。ゆえにとてつもなく惜しい気分だ 設定がよく練られ着眼点やモチーフ、電気や爆薬を使った戦術も専門知識に明るい方らしくユニーク。戦争を取り上げているだけあってシビアで小難しい部分もあるが話もまあまあ面白い。ゆえにとてつもなく惜しい気分だった。いかんせんこの手の話を面白く読ませるならキャラにパンチが欲しいところだろう。丁寧な書き込みも少し説明が過ぎるように思え堅苦しいのが難だ。キャラも文章も悪くないが非常に質素で堅実すぎて物足りなく感じてしまった。とはいえ少し平坦ながらもほんのりと人とのつながりや人情の温かさを感じさせてくれる物語だった。 …続きを読む
    らじこ
    2015年01月28日
    24人がナイス!しています
  • 知人のオススメ。あらゆるメディアが規制されている都市で、海賊放送を行う二人組のお話。割と全然ライトじゃなかった。放送局、陸軍、市民というそれぞれの集まりが、見方によって善にも悪にも見えるのが面白かった 知人のオススメ。あらゆるメディアが規制されている都市で、海賊放送を行う二人組のお話。割と全然ライトじゃなかった。放送局、陸軍、市民というそれぞれの集まりが、見方によって善にも悪にも見えるのが面白かった。そのネズミ色の三派のいざこざと、中盤以降に現れる絶対的な悪との対峙がメイン。作品内でも「出来過ぎているな」とある人物が指摘しているが、最後はかなりご都合主義で誰もが予想していた結末。ただ、正直ちょっと涙腺にきた。このような優しい話があっても良いよね。 …続きを読む
    late
    2018年06月23日
    7人がナイス!しています
  • 戦後10年が経ち、情報規制がいまだ続く街を舞台に、人々の為に海賊放送をする少女を描いた物語。 神作と言わざるを得ない。すばらしい!同じ思いを抱きながらも、その立場によってすれ違ってしまうキャラクター達 戦後10年が経ち、情報規制がいまだ続く街を舞台に、人々の為に海賊放送をする少女を描いた物語。 神作と言わざるを得ない。すばらしい!同じ思いを抱きながらも、その立場によってすれ違ってしまうキャラクター達の苦悩を見事に描けている。各キャラの内面と物語の世界観が非常に丁寧に綴られていて心を揺さぶられる。特にエピローグは反則級だったなぁ。作者の文章センスに驚きました。言葉の選び方が素敵。あとがきからもこんなにあったかい作品を描ける作者の人柄がわかりますね。ぜひみんなに読んでほしい。 オススメ度:★★★★★ …続きを読む
    葉月雫
    2013年09月14日
    6人がナイス!しています

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