梅原猛「神と仏」対論集 第二巻 神仏のすみか

梅原猛「神と仏」対論集 第二巻 神仏のすみか

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年05月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784046210227

梅原猛「神と仏」対論集 第二巻 神仏のすみか

  • 著者 梅原 猛
  • 著者 中沢 新一
  • 著者 松井 孝典
  • 著者 日高 敏隆
  • デザイン 菊地 信義
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年05月31日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784046210227

梅原猛が「神と仏」に迫る! 知的刺激に満ちた対論シリーズ第二巻。

日本人にとって宗教、神、仏とは何か。そして人間の死、遺伝子の死、時空とは……。哲学者・梅原猛が、哲学者の中沢新一、惑星物理学者の松井孝典、動物行動学者の日高敏隆の三氏とかわす刺激的な対談! 日本人にとって宗教、神、仏とは何か。そして人間の死、遺伝子の死、時空とは……。哲学者・梅原猛が、哲学者の中沢新一、惑星物理学者の松井孝典、動物行動学者の日高敏隆の三氏とかわす刺激的な対談!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「梅原猛「神と仏」対論集 第二巻 神仏のすみか」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 梅原先生は、この3人の学者たちを前に親分のようだ。互いの立場や考えていくを尊重しすぎて相手を褒め過ぎる対談と違って、対立意見もしっかり言い合うところなど、生の声を聞いているような臨場感が感じられて面白 梅原先生は、この3人の学者たちを前に親分のようだ。互いの立場や考えていくを尊重しすぎて相手を褒め過ぎる対談と違って、対立意見もしっかり言い合うところなど、生の声を聞いているような臨場感が感じられて面白い。松井先生の近著「我関わる、ゆえに我あり」で言いたかった思想の筋はすでにこの対談の中で語られている。人間圏の話だ。松井先生の科学からのアプローチと梅原先生の隠された十字架や水底の歌を著した時の推論とその立証方法は全く違う話なのに方法論として共通している。何事にも疑問を感じ、権威に縛られない姿が小気味良い。 …続きを読む
    chokujin
    2013年05月08日
    0人がナイス!しています
  • 中沢新一×梅原猛というところに惹かれたのだが、最終的には遺伝子とかの生物学が仏教思想とリンクするっていう指摘が面白かった。明治の頃に南方熊楠も捉えている概念であるが、「遺伝子」とかって認識はなくても、 中沢新一×梅原猛というところに惹かれたのだが、最終的には遺伝子とかの生物学が仏教思想とリンクするっていう指摘が面白かった。明治の頃に南方熊楠も捉えている概念であるが、「遺伝子」とかって認識はなくても、こう、昔の人たちは感覚的にそういうことを捉えていて、それが宗教的解釈(肉体は滅んでも魂は子々孫々に受け継がれていくとか)へと発展したというのが興味深い。 …続きを読む
    wasuregai
    2011年07月08日
    0人がナイス!しています

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