桃山人夜話 ~絵本百物語~

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年07月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784043830015
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桃山人夜話 ~絵本百物語~

  • 著者 竹原 春泉
  • イラスト 竹原 春泉
  • デザイン 田島 司
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年07月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784043830015

鳥山石燕に続く江戸妖怪画集第2弾!

狐者異、飛縁魔、風の神。ベストセラー作家、京極夏彦の第130回直木賞受賞作『後巷説百物語』のテーマとして一躍有名になった、江戸時代の人気妖怪本『絵本百物語』が文庫で登場! 鳥山石燕や水木しげるら妖怪絵師たちに影響を与えた、妖怪画の原点ともいうべき作品を、妖怪画、翻刻、現代語訳の3章にわけて紹介したコンパクトな逸品! 過去そして未来まで、これ以上読みやすい『桃山人夜話』は存在しない!
解説・多田克己
狐者異、飛縁魔、風の神。ベストセラー作家、京極夏彦の第130回直木賞受賞作『後巷説百物語』のテーマとして一躍有名になった、江戸時代の人気妖怪本『絵本百物語』が文庫で登場! 鳥山石燕や水木しげるら妖怪絵師たちに影響を与えた、妖怪画の原点ともいうべき作品を、妖怪画、翻刻、現代語訳の3章にわけて紹介したコンパクトな逸品! 過去そして未来まで、これ以上読みやすい『桃山人夜話』は存在しない!
解説・多田克己

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

凡例

第一章 画図編
白蔵主
飛縁魔
狐者異
塩の長司
礒撫
死神
野宿火
寝肥
周防大蟆
豆狸
山地乳
柳女
老人の火
手洗鬼
出世螺
旧鼠
二口女
溝出
葛の葉
芝右衛門狸
波山
帷子辻
歯黒べつたり
赤ゑいの魚
船幽霊
遺言幽霊 水乞幽霊
手負蛇
五位の光

於菊虫
野鉄炮
天火
野狐
鬼熊
かみなり
小豆洗
山男
恙虫
風の神
鍛冶が嬶
柳婆
桂男
夜の楽屋
舞首

第二章 翻刻編

第一 白蔵主
第二 飛縁魔
第三 狐者異
第四 塩の長司
第五 礒撫
第六 死神
第七 野宿火
第八 寝肥
第九 周防大蟆
第十 豆狸
第十一 山地乳
第十二 柳女
第十三 老人の火
第十四 手洗鬼
第十五 出世螺
第十六 旧鼠
第十七 二口女
第十八 溝出
第十九 葛の葉
第二十 芝右衛門狸
第廿一 波山
第廿二 帷子辻
第廿三 歯黒べつたり
第廿四 赤ゑいの魚
第廿五 船幽霊
第廿六 遺言幽霊 水乞幽霊
第廿七 手負蛇
第廿八 五位の光
第廿九 累
第三十 於菊虫
第卅一 野鉄炮
第卅二 天火
第卅三 野狐
第卅四 鬼熊
第卅五 かみなり
第卅六 小豆洗
第卅七 山男
第卅八 恙虫
第卅九 風の神
第四十 鍛冶が嬶
第四十一 柳婆
第四十二 桂男
第四十三 夜の楽屋
第四十四 舞首

第三章 現代語訳編

第一 白蔵主
第二 飛縁魔
第三 狐者異
第四 塩の長司
第五 礒撫
第六 死神
第七 野宿火
第八 寝肥
第九 周防大蟆
第十 豆狸
第十一 山地乳
第十二 柳女
第十三 老人の火
第十四 手洗鬼
第十五 出世螺
第十六 旧鼠
第十七 二口女
第十八 溝出
第十九 葛の葉
第二十 芝右衛門狸
第二十一 波山
第二十二 帷子辻
第二十三 歯黒べったり
第二十四 赤ゑいの魚
第二十五 船幽霊
第二十六 遺言幽霊 水乞幽霊
第二十七 手負蛇
第二十八 五位の光
第二十九 累
第三十 於菊虫
第三十一 野鉄炮
第三十二 天火
第三十三 野狐
第三十四 鬼熊
第三十五 かみなり
第三十六 小豆洗
第三十七 山男
第三十八 恙虫
第三十九 風の神
第四十 鍛冶が嬶
第四十一 柳婆
第四十二 桂男
第四十三 夜の楽屋
第四十四 舞首

解説
改題 絵本百物語
多田克己

「桃山人夜話 ~絵本百物語~」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 本書は題名に『竹原春泉画』とあるように色鮮やかな版画を軸に44匹の妖怪物語で構成されている。版画と翻刻(版画に対する物語の原文)。そして現代語訳で編まれているが、それぞれが飛び飛びなので、ページを行っ 本書は題名に『竹原春泉画』とあるように色鮮やかな版画を軸に44匹の妖怪物語で構成されている。版画と翻刻(版画に対する物語の原文)。そして現代語訳で編まれているが、それぞれが飛び飛びなので、ページを行ったり来たりと何か忙しい(栞も3枚必要だし)。しかし、しかしである。本作は、かの京極夏彦氏の『巷説・百物語』の元ネタとなる1冊。京極ファンならば、外せない1冊でしょ! …続きを読む
    ヴェルナーの日記
    2015年10月26日
    48人がナイス!しています
  • 江戸時代に流行った「百物語」の元になっているものか。妖怪画とその翻刻、そして現代語訳の3つの章に分かれているので、それぞれ楽しめた。登場する44の妖怪それぞれが多様なので、話語られていくその時代の夜をあ 江戸時代に流行った「百物語」の元になっているものか。妖怪画とその翻刻、そして現代語訳の3つの章に分かれているので、それぞれ楽しめた。登場する44の妖怪それぞれが多様なので、話語られていくその時代の夜をあれこれと想像できた。 …続きを読む
    まさ
    2023年06月10日
    24人がナイス!しています
  • まだ夜が果てしなく深く暗かった時代。人々は闇の中に己の内に秘めた恐怖や畏れを確固としたカタチとして幻視していた。妖怪の姿がフルカラーで描かれ現代訳もきちんと掲載され、何も考えずにぼんやりと古の本邦を闊 まだ夜が果てしなく深く暗かった時代。人々は闇の中に己の内に秘めた恐怖や畏れを確固としたカタチとして幻視していた。妖怪の姿がフルカラーで描かれ現代訳もきちんと掲載され、何も考えずにぼんやりと古の本邦を闊歩していた怪異の姿を眺めるだけでも死ぬほど面白い。夜の隅々まで人工の明かりが照らす今の時代には彼らはみんな死に絶えてしまったのかな。人間が彼らに仮託して誤魔化していた生物的な本能的な恐怖や畏れの逃がし場所は無くなり、今の世界ではそうしたモノが変な形で凝ってしまっている気がする。 …続きを読む
    テツ
    2018年01月15日
    17人がナイス!しています

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