屍の王

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年09月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784043522064
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屍の王

  • 著者 牧野 修
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年09月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784043522064

あの名作がついに文庫化!

娘を惨殺され絶望するエッセイスト。かつての担当編集者の勧めで小説を書き始めると、周囲で奇怪な死亡が相次ぐ。このまま続けると破滅がくる…。そんな予感をもちつつも作品に取り組む男の見た壮絶なビジョンとは? 娘を惨殺され絶望するエッセイスト。かつての担当編集者の勧めで小説を書き始めると、周囲で奇怪な死亡が相次ぐ。このまま続けると破滅がくる…。そんな予感をもちつつも作品に取り組む男の見た壮絶なビジョンとは?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「屍の王」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 娘を惨殺されたエッセイストの男が「屍の王」という小説を執筆するうちに、不可解不条理な恐怖狂気が迫るホラー。やはりこの人はグロテスクな描写が上手い。虚実入り混じる設定である上、不可解不条理なシーンが多い 娘を惨殺されたエッセイストの男が「屍の王」という小説を執筆するうちに、不可解不条理な恐怖狂気が迫るホラー。やはりこの人はグロテスクな描写が上手い。虚実入り混じる設定である上、不可解不条理なシーンが多いため後半に至るまではストーリーの方向性がわからなかったが、それによってつまらないということはなく、むしろこれからどうなってしまうのだろうという楽しみがあった。後半はモチーフがあってそこはわかりやすいが、しかし、そこでも一捻りある上手いラスト。ちなみに98年発表だが今読んでも面白さが損なわれてることはなかった。 …続きを読む
    ささやか@ケチャップマン
    2016年11月06日
    17人がナイス!しています
  • 再読。迷宮のような細工に眩暈が・・・。娘を犯罪被害で亡くした物書きが、再起を賭けて書き出した小説『屍の王』。ある人物の過去を辿る自伝的な展開だったのだが。自分が書き始めた小説に呑み込まれていく描写がお 再読。迷宮のような細工に眩暈が・・・。娘を犯罪被害で亡くした物書きが、再起を賭けて書き出した小説『屍の王』。ある人物の過去を辿る自伝的な展開だったのだが。自分が書き始めた小説に呑み込まれていく描写がおっかない。助け船を出してくれる編集者や元嫁についても次第に曖昧になっていく展開、イヤな感じが凄く良い(苦笑)でも一番気に入った(気になった)のは、東雅夫さんのあとがきかも。いやいや、騙されますわ~ …続きを読む
    眠る山猫屋
    2017年01月08日
    16人がナイス!しています
  • 胃腸炎の時に読んじゃダメだった。現実か幻覚か嘘か真実か誰が生者か死者かも曖昧でグチャグチャでした。 胃腸炎の時に読んじゃダメだった。現実か幻覚か嘘か真実か誰が生者か死者かも曖昧でグチャグチャでした。
    芍薬
    2013年12月13日
    11人がナイス!しています

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