世界の涯まで犬たちと

世界の涯まで犬たちと

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年09月04日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
216
ISBN:
9784047915510

世界の涯まで犬たちと

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年09月04日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
216
ISBN:
9784047915510

O・ヘンリー賞受賞の新鋭作家が紡ぐ、不思議ワールドの短篇集、本邦初訳!

犬たち、猫たち、身の回りにいる様々な動物たちと人間が織りなす、可笑しくてほんのり切ない物語。ファンタジー、SF、時々ハードボイルド。読み終えたとき、現実が少し違って見えてくる、不思議ワールドの短篇集。 犬たち、猫たち、身の回りにいる様々な動物たちと人間が織りなす、可笑しくてほんのり切ない物語。ファンタジー、SF、時々ハードボイルド。読み終えたとき、現実が少し違って見えてくる、不思議ワールドの短篇集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「世界の涯まで犬たちと」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 混沌と清涼感が入り交じる14編の短編集。一筋縄では行かない犬たちとの関係を軸に、若者の危なっかしい日常と、奇妙な友情が描かれる。犬も人も、欠陥や、発育不全を抱え(身体にも心にも)、儘ならぬ日常に喘ぎながら 混沌と清涼感が入り交じる14編の短編集。一筋縄では行かない犬たちとの関係を軸に、若者の危なっかしい日常と、奇妙な友情が描かれる。犬も人も、欠陥や、発育不全を抱え(身体にも心にも)、儘ならぬ日常に喘ぎながら、夢の中で美しい歌を歌う。怪しげな紫煙越しに、不思議な舞台を眺めるような、癖になりそうな、酩酊感。 …続きを読む
    ケロリーヌ@ベルばら同盟
    2021年01月11日
    54人がナイス!しています
  • どこか壊れている人や何か欠けている人。広義のフリークスたちの14の短編で不思議なクリーチャーが出てきたり、かなり妙なことも起きたりもするのだけれど、それが日常であるような世界で、異形だけれど異界ではない どこか壊れている人や何か欠けている人。広義のフリークスたちの14の短編で不思議なクリーチャーが出てきたり、かなり妙なことも起きたりもするのだけれど、それが日常であるような世界で、異形だけれど異界ではないようだ。主義主張で反社会的なわけではなく、不器用で社会にうまく合わせられない人たちや不思議ないきものたちが普通に暮らせる世界がここにはあって、なんとなく生きていると思うとちょっとうれしくなる。著者の少し捩れたような不思議な優しさを感じる。ダメな人も出てくるへんてこな物語だけれど個人的にはかなり好きだ。 …続きを読む
    らぱん
    2019年06月07日
    38人がナイス!しています
  • いやーびっくりしました。短編集。おもしろいのかグロイのか。このタイトルでほのぼの系を想像するとびっくりしますよ! いやーびっくりしました。短編集。おもしろいのかグロイのか。このタイトルでほのぼの系を想像するとびっくりしますよ!
    星落秋風五丈原
    2017年06月02日
    28人がナイス!しています

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