怪談徒然草

怪談徒然草

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年03月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784044493035
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怪談徒然草

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年03月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784044493035

作家加門七海が、本当に体験した怪異譚を語りおろした実話怪談集

両国・震災慰霊堂に関わる話、重慶の旅館で出会った死神の話、二人の死者がでていた町工場での体験談、付き合う男性が全員死んでしまった絶世の美女など、本当に起きた数々の体験談を語った傑作怪談集。 両国・震災慰霊堂に関わる話、重慶の旅館で出会った死神の話、二人の死者がでていた町工場での体験談、付き合う男性が全員死んでしまった絶世の美女など、本当に起きた数々の体験談を語った傑作怪談集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「怪談徒然草」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 学芸員として美術館に勤めながら執筆し、1992年に小説家デビュー。日本古来の呪術・風水・民俗学などに造詣が深く、小説だけでなく、様々な分野で活躍している。本書は口語調で、物語』の合間に座談会形式を挿入しな 学芸員として美術館に勤めながら執筆し、1992年に小説家デビュー。日本古来の呪術・風水・民俗学などに造詣が深く、小説だけでなく、様々な分野で活躍している。本書は口語調で、物語』の合間に座談会形式を挿入しながら話は進んでいく。ただ個人的には、口語調はあまり好きではない。どことなく粗野な感じがして、文章的美しさが損なわれてしまい、纏まりに欠く気がしてならない。 …続きを読む
    ヴェルナーの日記
    2021年04月16日
    263人がナイス!しています
  • 加門七海さんの実話怪談。印象深いのは護良親王のとある部位を御神体として祀る神社。朽ちつつある工場と寮など珠玉である。しかしこの作品の白眉は「三角屋敷」だろう。実在のマンションで起こる怪異。とある行為の 加門七海さんの実話怪談。印象深いのは護良親王のとある部位を御神体として祀る神社。朽ちつつある工場と寮など珠玉である。しかしこの作品の白眉は「三角屋敷」だろう。実在のマンションで起こる怪異。とある行為の効果を「実験」する為に造られたマンション。やはり生きている人の悪意が恐ろしいと改めて思うのだ。東京都慰霊堂の話しも興味深い。私もかつて総武線沿いに住んでいて、存在を知りつつも行かないようにしていた。とある夏の日に何故かふらりと行ってしまったことがある。縁と言えるのだろうか。安定した怖さが味わえる作品です。 …続きを読む
    yoshida
    2018年08月04日
    177人がナイス!しています
  • 久しぶりに読んだ加門七海さんの実話怪談。当時は編集者だった三津田信三さんとの対談形式。あっけらかんとした口調で語られているが、とにかく怖い。しかし何と言っても別の著作でも読んで、震え上がった「三角屋敷 久しぶりに読んだ加門七海さんの実話怪談。当時は編集者だった三津田信三さんとの対談形式。あっけらかんとした口調で語られているが、とにかく怖い。しかし何と言っても別の著作でも読んで、震え上がった「三角屋敷」内容を書くとこちらにまで障りがあるのでは?と憚られるほどの恐ろしさ。ひいぃ。 …続きを読む
    みっちゃん
    2018年08月06日
    146人がナイス!しています

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