挙動不審者

挙動不審者

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043451067
label

挙動不審者

  • 著者 佐竹 一彦
  • デザイン 芦澤 泰偉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043451067

これは誤認逮捕か? 警察ミステリーの問題作。

万全の証拠は揃っているものの自白まで持ち込めない犯人。それどころか犯人は「澄んだ目」で無実を主張する。自白と証拠の狭間にある事件の真実とは?旧来の捜査手法に警笛を鳴らす本格警察小説。 万全の証拠は揃っているものの自白まで持ち込めない犯人。それどころか犯人は「澄んだ目」で無実を主張する。自白と証拠の狭間にある事件の真実とは?旧来の捜査手法に警笛を鳴らす本格警察小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「挙動不審者」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • すっとした立ち姿から若い検事かと思わず紺野刑事が会釈したのは、合同捜査本部が殺人事件の容疑者として逮捕した芝山だった。芝山が犯人とする物的証拠は万全。だが彼は犯行を毅然として否認する。そこへ所轄の署長 すっとした立ち姿から若い検事かと思わず紺野刑事が会釈したのは、合同捜査本部が殺人事件の容疑者として逮捕した芝山だった。芝山が犯人とする物的証拠は万全。だが彼は犯行を毅然として否認する。そこへ所轄の署長から紺野に、捜査本部を刺激しないように芝山の周辺を“調査”してほしいという特命が下る。定年を5年後に控えた紺野はパソコン嫌い、ケータイも使いこなせないし、運転免許も持っていない落ちこぼれ刑事だが、じつに味のあるキャラクターで、その人物像に魅せられて読了。佐竹さんの警察小説はどれも刑事が読みどころのようです。 …続きを読む
    タツ フカガワ
    2021年08月27日
    30人がナイス!しています
  • 意外な結末に、ちょっと消化不良気味でしたが、最後の1行に、主人公の良さが出ていたように思い、読後感は悪くなかったです。 意外な結末に、ちょっと消化不良気味でしたが、最後の1行に、主人公の良さが出ていたように思い、読後感は悪くなかったです。
    蕭白
    2018年09月02日
    13人がナイス!しています
  • これは事件の真相がどうかとか真犯人は誰かとかいうことを追うのではなく、警察組織内部の事情や、思いがけず特命を受けた窓際捜査員の心情がメインの話だった。澄んだ目の悪人もいるし濁った目の善人もいる。たしか これは事件の真相がどうかとか真犯人は誰かとかいうことを追うのではなく、警察組織内部の事情や、思いがけず特命を受けた窓際捜査員の心情がメインの話だった。澄んだ目の悪人もいるし濁った目の善人もいる。たしかに実際の世の中はドラマの登場人物のように黒白鮮明ではない。そんなところがリアルな小説でした。 …続きを読む
    スリーピージーン
    2013年04月07日
    10人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品