- 著者 久世 光彦
- デザイン 鈴木成一デザイン室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年12月09日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784048735711
曠吉の恋 昭和人情馬鹿物語
- 著者 久世 光彦
- デザイン 鈴木成一デザイン室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年12月09日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784048735711
男と女の間に「情」が通いあっていた古きよき時代を描く人情小説の白眉。
昭和8年、巣鴨の水道屋の次男坊に生まれた広吉は、15歳の春を迎えようとしていた。兄と共に家業に精を出しながら小説家を夢見る広吉は、様々な女性との出会いを通じ、人情の機微に触れていくのだが……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「曠吉の恋 昭和人情馬鹿物語」感想・レビュー
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川口松太郎氏へのオマージュ。歳上の姐さんに惚れては痛い目に遭う主人公の姿は滑稽ではあるが、思えば十代のひよっこは粋な姐さんに憧れるものである。2014年07月05日15人がナイス!しています
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廣吉、ほんとイイ奴です(^^) こんな可愛い男がいたら、まぁ、お姉さん方は放っておかないでしょうね(笑) 背伸びしてるくせに隙だらけで、嘘のつけない馬鹿正直者で。お涼さんの存在がとんでもなく大きく格好良くて …続きを読む2014年08月09日2人がナイス!しています
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☆4久世さんが好きだった「川口松太郎」の「人情馬鹿物語」へのオマージュとでもいう作品。が、少年が大人になっていく過程の描き方は、どこか妖しく艶っぽくて、その辺りは久世ワールドならではのものが。ドラマの向 …続きを読む1970年01月01日1人がナイス!しています