ロッカーズ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784043648047
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ロッカーズ

  • 著者 川島 誠
  • イラスト 早川 司寿乃
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年06月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784043648047

バッハの「無伴奏」からビートルズへ--。14歳の心に響くリズム&ビート

バンドでは「リン」と呼ばれていた。ヴァイオリンの短縮形で「リン」。抗いようもない魅力を備えたボーカルのセージ。何万人のファンを熱狂させた伝説のバンドNEXUS。それがぼくにとっては世界のすべてだった。 バンドでは「リン」と呼ばれていた。ヴァイオリンの短縮形で「リン」。抗いようもない魅力を備えたボーカルのセージ。何万人のファンを熱狂させた伝説のバンドNEXUS。それがぼくにとっては世界のすべてだった。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ロッカーズ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • スターダムを駆け上がったロックバンドのギタリストが語る回顧録という形式の小説。そもそもその手の本ってファンが楽しむもので、よっぽど変な人だったり変な出来事だったりがなければ一般にはあまり読まれないもの スターダムを駆け上がったロックバンドのギタリストが語る回顧録という形式の小説。そもそもその手の本ってファンが楽しむもので、よっぽど変な人だったり変な出来事だったりがなければ一般にはあまり読まれないものだろう。語り手もファンに向けて語ってるし。それをわざわざこの世界に一人もファンが存在しない架空のバンドでやるってことで、当然物語的に何かしらの仕掛けが用意されてるだろうと期待したんだけど…。なんだかそれっぽい感じのバンドがそれっぽい感じで売れてそれっぽいスキャンダルがあってそれっぽく解散しやがった。何だこれ。 …続きを読む
    あかつや
    2020年01月21日
    8人がナイス!しています
  • 爆発的に売れた伝説的ロックバンドNEXUS。そのNEXUSのギター・リンが当時を振り返るテイで書かれた。ロックバンド好きなら、読んでそんはない、痛快バンド小説。あまりにも上手く行き過ぎてる感は否めないけれど、売 爆発的に売れた伝説的ロックバンドNEXUS。そのNEXUSのギター・リンが当時を振り返るテイで書かれた。ロックバンド好きなら、読んでそんはない、痛快バンド小説。あまりにも上手く行き過ぎてる感は否めないけれど、売れたバンドはこんなものなのだろうか。リンがバンドに加入して、ライブハウスでの下積み時代を経てメジャーデビュー。同時にイギリスデビュー。その後、ロックの際どい部分も描きつつNEXUSは熱狂的なフォロワーに指示された。メンバーもロッカーだ。カリスマ性があるヴォーカル。薬漬けのドラムとベテランのベーシスト …続きを読む
    さんつきくん
    2021年01月04日
    6人がナイス!しています
  • 読んでて思い出したのは、自分が行ったpresence of soulのライヴとよく観るNumber Girlのラストライヴ。Number Girlのほうは、オーディエンスのエネルギーがあふれていて、あてられそうになる。presence of soulのほ 読んでて思い出したのは、自分が行ったpresence of soulのライヴとよく観るNumber Girlのラストライヴ。Number Girlのほうは、オーディエンスのエネルギーがあふれていて、あてられそうになる。presence of soulのほうは、唯一ライヴで泣いたときのことを思い出した。自分をぶっ壊したくなる衝動と、かき鳴らすギターの美しさに、何が何だかわからなくなった。きっとNEXUSはそういう言葉にならない感覚を解き放ってくれるバンドなんだろう。 …続きを読む
    てるてる
    2018年03月26日
    3人がナイス!しています

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