古川

第8回 日本ホラー小説大賞 短編賞

古川

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年09月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
194
ISBN:
9784043723010
label

第8回 日本ホラー小説大賞 短編賞

古川

  • 著者 吉永 達彦
  • デザイン 田島 照久
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年09月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
194
ISBN:
9784043723010

全選考委員絶賛! 第八回日本ホラー小説大賞受賞作

1960年代初頭、下町を流れる「古川」のほとりで繰り広げられる、恐ろしくも哀切な妖かしの物語。 1960年代初頭、下町を流れる「古川」のほとりで繰り広げられる、恐ろしくも哀切な妖かしの物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「古川」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ノスタルジックな癒し系ホラーということだけれど、どちらかというと児童書っぽかった。「古川」と「冥い沼」の2編。川辺と沼のほとりという水辺で少年少女が遭遇する怪しい現象。読み終えて「園まり」の画像を検索 ノスタルジックな癒し系ホラーということだけれど、どちらかというと児童書っぽかった。「古川」と「冥い沼」の2編。川辺と沼のほとりという水辺で少年少女が遭遇する怪しい現象。読み終えて「園まり」の画像を検索した、なるほど若いころは優しそうな美人だ。背中に美しい刺青を入れた竜夫がいい味を出している。大阪が舞台なのに大阪っぽくないのはなぜだろう。 …続きを読む
    真理そら
    2021年11月21日
    46人がナイス!しています
  • 再読。なんと懐かしい薫り。とはいえ山猫屋が生まれる直前くらいの時代設定。ザリガニのいるどぶ川とかあったなぁ、川底に白骨はなかったと思うけど。『古川』の少女も『昏い沼』の少年も、とても良い子。核家族(も 再読。なんと懐かしい薫り。とはいえ山猫屋が生まれる直前くらいの時代設定。ザリガニのいるどぶ川とかあったなぁ、川底に白骨はなかったと思うけど。『古川』の少女も『昏い沼』の少年も、とても良い子。核家族(もはや死語?)なんて言葉すら存在していない時代の家族の繋がりが暖かい。特殊学級やイジメも介在しない頃の、貧しくても優しい時代に思いを馳せる。中途半端な部分もあるけれど、この優しさ、大好きです。もう書かれないのかなぁ…。 …続きを読む
    眠る山猫屋
    2020年06月03日
    45人がナイス!しています
  • 「古川」と「冥い沼」の二本立て。頁を開くと昭和のかほりがまろび出るような、私の世代には懐かしい感触のホラー。 「古川」と「冥い沼」の二本立て。頁を開くと昭和のかほりがまろび出るような、私の世代には懐かしい感触のホラー。
    ミツツ
    2021年01月26日
    29人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品