- 著者 高山 文彦
- デザイン 緒方 修一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2003年06月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784043708017
火花 北条民雄の生涯
- 著者 高山 文彦
- デザイン 緒方 修一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2003年06月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784043708017
差別と病魔、強烈な個性と自我──。深い感動を呼ぶノンフィクション!
ハンセン病の北条民雄は文学を志し、川端康成に見出される。やがて『いのちの初夜』が文学界賞を受賞、ベストセラーとなるがペンネーム以外は秘された。差別と病魔と闘い続けた著者の命の輝きを克明に綴る!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「火花 北条民雄の生涯」感想・レビュー
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第31回(2000年)大宅壮一ノンフィクション賞。 23歳の若さで逝った天才作家北条民雄のノンフィクションである。癩病を発症し、わずか三年半の作家活動で亡くなった作家の生き様が 蘇る。恩師川端康成との交流が心に …続きを読む2023年02月26日104人がナイス!しています
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北条民雄に片思いを続けた筆者の渾身の作、濃密で圧倒的な熱量をひた隠しに淡々と綴る力作、読んでよかった。著者の優しさと愛は、川端康成にも劣らないと感じる。ハンセン病の不条理さは社会的に抹殺され、存在を無 …続きを読む2019年02月28日20人がナイス!しています
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北条の生き様、性格は激烈で若さ・青春のもたらす強さ、ある意味での傲慢さがこの本から伝わる。そして、いまの私と同じような年齢の川端康成がその青い男を優しく見守り、手を差しのべている。川端は、芸者さんの話 …続きを読む2014年08月31日18人がナイス!しています