- 著者 宮田 登
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2001年11月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 216
- ISBN:
- 9784047033115
都市空間の怪異
- 著者 宮田 登
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2001年11月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 216
- ISBN:
- 9784047033115
妖怪は人間に対してどのようなメッセージを伝えようとしているのか
都市の境界領域に現れる妖怪と人との関係を、さまざまな現象をもとに考察。江戸と近現代の東京とを連接させながら、都市空間の怪異性を読み解き、異界のものたちや「自然」との共生の可能性を探る。
〈目次〉
第一章 妖怪と人間との交流
一 妖怪の音声
1 呼びかけの音声
2 怪音のメッセージ性
3 メッセージの解読
二 妖怪からのメッセージ
1 食用蛙の声
2 もののけの図像化
第二章 妖怪と幽霊
一 幽冥界
1 平田篤胤の天狗研究
2 物の怪と祟り
二 幽霊と妖怪
1 精霊と妖怪現象
2 幽霊の「妖怪」化
三 幽霊の描かれ方
1 幽霊の足音を聞く
2 寄席の中の幽霊
第三章 都市と妖怪
一 都市の怪異
1 辻と交差点のトポス
2 騒ぐ霊の跳梁
3 己が命の早使ひ
4 「見えないケガレ」の伝染
二 東京の魔所
1 境界の場所と時間
2 江戸のフォークロア
3 都市民俗学の方法
三 異界との交流
1 浅草の不思議
2 異界体験
四 鏡花と妖怪文化
1 鏡花世界の基層
2 鏡花の幽霊・妖怪観
第四章 近現代社会の妖怪
一 若者の霊魂観
1 生死の境をさまよう話
2 若者の夢占いとメディア
二 都市空間の妖怪
1 現代都市妖怪の前景
2 学校の便所と怪談の流行
3 学園ホラーと都市伝説
4 都市空間の中の「一つ家」
5 大都市のポルターガイスト
6 幽霊からのメッセージ
解説 宮田登の妖怪論 小松和彦
初出一覧
〈目次〉
第一章 妖怪と人間との交流
一 妖怪の音声
1 呼びかけの音声
2 怪音のメッセージ性
3 メッセージの解読
二 妖怪からのメッセージ
1 食用蛙の声
2 もののけの図像化
第二章 妖怪と幽霊
一 幽冥界
1 平田篤胤の天狗研究
2 物の怪と祟り
二 幽霊と妖怪
1 精霊と妖怪現象
2 幽霊の「妖怪」化
三 幽霊の描かれ方
1 幽霊の足音を聞く
2 寄席の中の幽霊
第三章 都市と妖怪
一 都市の怪異
1 辻と交差点のトポス
2 騒ぐ霊の跳梁
3 己が命の早使ひ
4 「見えないケガレ」の伝染
二 東京の魔所
1 境界の場所と時間
2 江戸のフォークロア
3 都市民俗学の方法
三 異界との交流
1 浅草の不思議
2 異界体験
四 鏡花と妖怪文化
1 鏡花世界の基層
2 鏡花の幽霊・妖怪観
第四章 近現代社会の妖怪
一 若者の霊魂観
1 生死の境をさまよう話
2 若者の夢占いとメディア
二 都市空間の妖怪
1 現代都市妖怪の前景
2 学校の便所と怪談の流行
3 学園ホラーと都市伝説
4 都市空間の中の「一つ家」
5 大都市のポルターガイスト
6 幽霊からのメッセージ
解説 宮田登の妖怪論 小松和彦
初出一覧
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「都市空間の怪異」感想・レビュー
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宮田登先生の遺著。90年代のものを中心に集められた論文集。出版の裏事情を、小松和彦先生が巻末所収「解説 宮田登の妖怪論」(宮田民俗学の総括として必読!)で紹介しておられる。それによれば(目次中の最頻出キ …続きを読む2023年08月28日3人がナイス!しています
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いまいち面白くない本。解説でも言わざるを得なかったのだろうが、何が言いたいのか結論がはっきりしない文章なのだ。かといって、とにかく博覧強記にネタを詰めこんでそれで勝負するというもんでもない。テーマが一 …続きを読む2023年06月02日3人がナイス!しています
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都市空間の怪異について境界というタームで説明している。1970年01月01日1人がナイス!しています