• ★★★☆☆ 絵画とミステリーの融合小説再び。 小さな島で次々と起こる事件、現場にはバベルの塔の絵や写真があった。そして、バベルの塔の絵に執着を示す少女。少女と事件には繋がりがあるのか？ 物語は複数の登場人物 ★★★☆☆ 絵画とミステリーの融合小説再び。 小さな島で次々と起こる事件、現場にはバベルの塔の絵や写真があった。そして、バベルの塔の絵に執着を示す少女。少女と事件には繋がりがあるのか？ 物語は複数の登場人物の視点で章ごとに描かれるが、正直どの人物も好きになれないので、読むのがしんどかった。トリックはまたしてもアンフェアすれすれだが、個人的には好き。犯人と大まかなオチも看破できたんだけど、間章の犯人視点（教員ではないと明言）のせいで自信が持てなかった。やっぱそうだよねぇ。 …続きを読む
  Kircheis

  2024年01月17日
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• 安定の世界観だが、あくまで個人的な好みでいえば他作品より一段落ちてしまう。ミステリとして"読者に対しての仕掛けはあるが作中人物からすると特に不可解は無い"タイプのものである。事件自体が地味なのだ。終盤に 安定の世界観だが、あくまで個人的な好みでいえば他作品より一段落ちてしまう。ミステリとして"読者に対しての仕掛けはあるが作中人物からすると特に不可解は無い"タイプのものである。事件自体が地味なのだ。終盤に人物の会話で「ココでこういうヒントを出してましたよ」と、おさらいの羅列があるが、地味ゆえに言葉を重ねるほどキツイと感じる部分もある。物語内に登場する教職者たちの職業意識の荒み方は実体験が反映されているのだろうか。よくぞここまでぶちまけたなと読んでてヒヤヒヤする。ダイイングメッセージの扱い方は流石の品質。 …続きを読む
  W-G

  2016年11月05日
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• 連続殺人現場に残される「バベル」の意味と1人の孤独な大人びた少女の存在を中心に展開する。聖書に疎い自分にとって中盤まではバベルの塔についての解説多く少々苦戦…それでも後半述べられる推理に違和感持ちながら 連続殺人現場に残される「バベル」の意味と1人の孤独な大人びた少女の存在を中心に展開する。聖書に疎い自分にとって中盤まではバベルの塔についての解説多く少々苦戦…それでも後半述べられる推理に違和感持ちながらも耳傾けてしまう。そしてやっぱりただでは終わらぬ最終章！明かされる事実に苦笑いしてしまうが、きちんと説明されてしまうと納得するしかない（笑）志乃の描写が不思議そのままだったり美少女感少なくあまり魅力感じられないのが残念… …続きを読む
  nobby

  2016年07月10日
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