文藝百物語

文藝百物語

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年09月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
306
ISBN:
9784043598014
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文藝百物語

  • 著者 井上 雅彦
  • 著者 菊地 秀行
  • 著者 田中 文雄
  • 著者 加門 七海
  • 著者 篠田 節子
  • 著者 霜島 ケイ
  • 著者 森 真沙子
  • 編者 東 雅夫
  • デザイン 田島 照久
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年09月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
306
ISBN:
9784043598014

何より怖い本当の話

1997年3月夕刻より、東京・根津の古旅館にて行われた「百物語」怪談会の記録集。井上雅彦、加門七海、菊地秀行、篠田節子、霜島ケイ、竹内義和、田中文雄、森真沙子が語り起こす本当の話。 1997年3月夕刻より、東京・根津の古旅館にて行われた「百物語」怪談会の記録集。井上雅彦、加門七海、菊地秀行、篠田節子、霜島ケイ、竹内義和、田中文雄、森真沙子が語り起こす本当の話。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「文藝百物語」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 本書の編集は東雅夫氏。同氏は、大学時代から"幻想文学"に携わり、澁澤龍彦・中井英夫・種村季弘・荒俣宏らと季刊研究評論誌『幻想文学』を創刊。さらにはSF専門雑誌『SFマガジン』や、学研で「学研ホラーノベルズ( 本書の編集は東雅夫氏。同氏は、大学時代から"幻想文学"に携わり、澁澤龍彦・中井英夫・種村季弘・荒俣宏らと季刊研究評論誌『幻想文学』を創刊。さらにはSF専門雑誌『SFマガジン』や、学研で「学研ホラーノベルズ(現在の雑誌『ムー』)シリーズなどの企画編集に携わるなど、ホラーの王道を歩んできた大家。本書は1997年に出版された。現在において壮そうたるホラー作家が集って"百物語"を開催された内容を収録編集した一冊。怪談という語りなので口語調だが、怪談話は、ある意味"落語"と同じで語り口調でも違和感はない。 …続きを読む
    ヴェルナーの日記
    2021年04月23日
    235人がナイス!しています
  • やはりホラー小説などを書いていると怪奇現象に遭遇する機会が増えるものなのだろうか。実話ベースの百物語の常で、背筋が凍るような話ありピンとこない話ありと玉石混交。三角屋敷の話が住民である霜島氏の口から やはりホラー小説などを書いていると怪奇現象に遭遇する機会が増えるものなのだろうか。実話ベースの百物語の常で、背筋が凍るような話ありピンとこない話ありと玉石混交。三角屋敷の話が住民である霜島氏の口から語られたのは興味を引いた。作家たちの中でも加門氏のぶっとび振りはすごかった。流石『見える』作家。こういう話を楽しめるのも、自分に感じる力が全くなく、そういう事態に遭遇することはまずは無かろうと思うからである。ああ霊感が無くて良かった。百話語られた後には必ず怪が集まるというが、そういうことが無くて幸い?残念? …続きを読む
    ハイランド
    2016年11月01日
    73人がナイス!しています
  • 1997年3月17日の「百物語」怪談会の記録本。豪華メンバーによる怪談話。これは怪異じゃないよね?っていう話もいくつかあるけど、そこはスルーで。圧倒的に女性の語りが多いし怖さもある。驚いたのが「新耳袋」で知 1997年3月17日の「百物語」怪談会の記録本。豪華メンバーによる怪談話。これは怪異じゃないよね?っていう話もいくつかあるけど、そこはスルーで。圧倒的に女性の語りが多いし怖さもある。驚いたのが「新耳袋」で知っていた「山の牧場」の話と「三角屋敷」の話。「山の牧場」は北野誠も実際に行っているけど、何の目的で建てられたか不明で怪しい。「三角屋敷」は加門さんの著書で更に詳しく語られている。宿泊先の話が多く日本旅館は怖くて嫌だという。旅先に塩やお香を持参するというのも興味深い。毎回遭遇してしまう人は大変だな。 …続きを読む
    キンモクセイ
    2020年04月11日
    53人がナイス!しています

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