B.D.T[掟の街]

B.D.T[掟の街]

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041671191
label

B.D.T[掟の街]

  • 著者 大沢 在昌
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041671191

近未来無法都市・東京で探偵ケン・ヨヨギの壮絶な闘いが始まる――!

不法滞在外国人問題が深刻化する近未来東京、急増する身寄りのない混血児「ホープレス・チャイルド」が犯罪者となり無法地帯となった街で、失跡人を捜す私立探偵ヨヨギ・ケンの前に巨大な敵が立ちはだかる! 不法滞在外国人問題が深刻化する近未来東京、急増する身寄りのない混血児「ホープレス・チャイルド」が犯罪者となり無法地帯となった街で、失跡人を捜す私立探偵ヨヨギ・ケンの前に巨大な敵が立ちはだかる!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「B.D.T[掟の街]」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • キレッキレの大沢文学。未来の東京を舞台にホープレスという混血児の物語が展開される。実は大沢さんってSF要素をハードボイルドに落とし込むのが好きで上手い。後はグローバルな設定も好んで描いている印象。このオ キレッキレの大沢文学。未来の東京を舞台にホープレスという混血児の物語が展開される。実は大沢さんってSF要素をハードボイルドに落とし込むのが好きで上手い。後はグローバルな設定も好んで描いている印象。このオリジナリティがあるから見慣れたアメリカハードボイルドが新鮮に映る。アクション満載のストーリーとどんどん進むスピード感は抜群で読ませる。起承転結の「転」部分は大変に好ましいのだが「結」をもう少し膨らませてもらっても良かったのかも。余談だがあるシーンが「カイジ」でパクられているように思えたのだが、果たして。 …続きを読む
    そーいち
    2023年10月21日
    12人がナイス!しています
  • 1993年初版の図書館本読了。舞台は不法滞在外国人問題が深刻化する2050年の東京。日本人と混血児が西と東と棲み分けられ、無法地帯となった後者がタイトルのBoil Down Townと呼ばれる。外国人の数が増え続ける日本の 1993年初版の図書館本読了。舞台は不法滞在外国人問題が深刻化する2050年の東京。日本人と混血児が西と東と棲み分けられ、無法地帯となった後者がタイトルのBoil Down Townと呼ばれる。外国人の数が増え続ける日本の現状を考えると、先見の目があり、とても興味深い。でも、続編の「影絵の騎士」を先に読んだのもあり、筆者の初期の作品で少し雑。特に、自動車電話が出て来るあたりは近未来にそぐわない。整合性がある描写が命の小説ではちょっと興ざめ。出版当時読んでいたら、感想も変わっていたかも。読む順番も大切。 …続きを読む
    Nobu A
    2017年05月27日
    10人がナイス!しています
  • 日本が人種の移入についての対策が遅いのは、なんといっても日本が島だからであって日本人という人種はあんまり関係ないような気がしました。話としては普通。しかし最近政府が外国人の移入について話を始めた様子な 日本が人種の移入についての対策が遅いのは、なんといっても日本が島だからであって日本人という人種はあんまり関係ないような気がしました。話としては普通。しかし最近政府が外国人の移入について話を始めた様子なので、なんとなく時期的には面白い時に読んだなと言うのが正直な感想でしたw …続きを読む
    水素
    2014年03月09日
    10人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品