蜜蜂職人

蜜蜂職人

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年11月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048972048

蜜蜂職人

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年11月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048972048

誰しもが人生の黄金を求めて果て無き旅を続けている。

南仏に生まれ、太陽の光のもと育ったオーレリアン。黄金に魅せられ、自ら傑作を作り出すべく蜜蜂職人となった。けれどその楽園も、天災が一瞬に奪い去ってしまう。失望の旅の果て、彼が見つけた人生の黄金とは――。 南仏に生まれ、太陽の光のもと育ったオーレリアン。黄金に魅せられ、自ら傑作を作り出すべく蜜蜂職人となった。けれどその楽園も、天災が一瞬に奪い去ってしまう。失望の旅の果て、彼が見つけた人生の黄金とは――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「蜜蜂職人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 黄金に魅せられた青年オーレリアンの物語。養蜂家で成功したものの夢破れ、新たな夢に向かって南仏からアフリカへと海を渡り、過酷な砂漠の日々を乗り越えた最果てに見た真実とは。蜜蜂職人ということで専門用語など 黄金に魅せられた青年オーレリアンの物語。養蜂家で成功したものの夢破れ、新たな夢に向かって南仏からアフリカへと海を渡り、過酷な砂漠の日々を乗り越えた最果てに見た真実とは。蜜蜂職人ということで専門用語など並んでいるのだろうか、と少し身構えて読みましたがそんなことは全くの杞憂で問題なし。散文詩のような文章とシンプルな物語の展開、何よりも主人公の真っ直ぐな生き方に心地良くするすると読めました。蜂蜜の黄金、ラベンダーの薄紫、陽光輝く空の青、自然の織り成す色彩と甘い香り漂う豊潤な読書でした。 …続きを読む
    かりさ
    2011年02月10日
    9人がナイス!しています
  • フェルミーヌ三作目。彼自身はアルベールヴィルで生まれ、パリで育ち、本をいっぱい持ってアフリカへ渡り、砂漠に魅せられ、研究機関で働き、結婚後は妻と幼い娘と共に雪深いサヴォアで暮らす。こんな素敵な経歴を持 フェルミーヌ三作目。彼自身はアルベールヴィルで生まれ、パリで育ち、本をいっぱい持ってアフリカへ渡り、砂漠に魅せられ、研究機関で働き、結婚後は妻と幼い娘と共に雪深いサヴォアで暮らす。こんな素敵な経歴を持つ彼の処女作は『雪』。舞台が明治時代の日本なのです。本書は黄金に魅せられた主人公オーレリアンが南仏プロヴァンスから、砂漠のアフリカへ旅立つ。黄金の夢、溢れる色彩、蜂たちの荘重なる音楽・蜂のオペラ、そして「蜂の巣つづれ蛾」。物語は「もう大丈夫さ」とポリーヌへの言葉で閉じられる。 …続きを読む
    兎乃
    2012年07月19日
    6人がナイス!しています
  • 捜し求める自分の黄金の世界観が心地よく読んでいたが後半は好みじゃなくなってきてしまって残念。 捜し求める自分の黄金の世界観が心地よく読んでいたが後半は好みじゃなくなってきてしまって残念。
    septiembre
    2010年06月21日
    0人がナイス!しています

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