愛しき者はすべて去りゆく

愛しき者はすべて去りゆく

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年09月21日
判型:
文庫判
ページ数:
576
ISBN:
9784042791041
label

愛しき者はすべて去りゆく

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年09月21日
判型:
文庫判
ページ数:
576
ISBN:
9784042791041

大好評、探偵パトリック&アンジー・シリーズ最新作!

誘拐された四歳の少女アマンダ・マックリーディ。母親ヘリーンはアル中で、麻薬取引の売り上げを持ち逃げしていた。事件はパトリックとアンジーの予想を超えて暴走していく――。 誘拐された四歳の少女アマンダ・マックリーディ。母親ヘリーンはアル中で、麻薬取引の売り上げを持ち逃げしていた。事件はパトリックとアンジーの予想を超えて暴走していく――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「愛しき者はすべて去りゆく」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 思えばこのシリーズ、映画化された本作が良くて読み始めたんだったな。今回は消えた四歳の少女の行方を追う序譚、失踪した子供たちの運命を思うと本当に憂鬱だ。むしろ死んでいてくれと願いたくなるほど苛烈な現実は 思えばこのシリーズ、映画化された本作が良くて読み始めたんだったな。今回は消えた四歳の少女の行方を追う序譚、失踪した子供たちの運命を思うと本当に憂鬱だ。むしろ死んでいてくれと願いたくなるほど苛烈な現実は、最早アメリカだけの出来事ではない。希望を持つ事の残酷さを知るパトリックは最初引き受けない。少女がいた現実もまた、ネグレクトだったから。児童虐待捜査班の二人の刑事と知り合い、力を合わせ、共に泣き、消えた子供たちの陰りを追う。いい奴らだったな、彼らの目指したものを知って尚、己の正義を貫いた時、凡てを失うのか。 …続きを読む
    眠る山猫屋
    2019年11月07日
    56人がナイス!しています
  • シリーズ四作目。四歳の少女アマンダの失踪に絡み、捜査依頼を受けて動き出したパトリックとアンジー。被害者が幼女な時点で察するものがあるが、やはり読み進めるにつれてあまりにしんどい現実がパトリック達を襲う シリーズ四作目。四歳の少女アマンダの失踪に絡み、捜査依頼を受けて動き出したパトリックとアンジー。被害者が幼女な時点で察するものがあるが、やはり読み進めるにつれてあまりにしんどい現実がパトリック達を襲う。誘拐された事実と同様にアマンダの置かれていた境遇もまた苛烈なものでどこまで言っても暗くて重く、光が差す様子はない。善悪や正義まで問われるかのような重厚的な物語となっており、ただ複雑な事件の後にどうしようもないやるせなさが残る。 …続きを読む
    しょう
    2025年06月07日
    38人がナイス!しています
  • 96子供の誘拐事件なので覚悟していましたが、これほど救いがなく暗く重たいとは思わなかった。育児放棄や子供を性の対象にする者達からどうすれば子供を守れるのか?子供の無惨な死体を見てきた刑事プールとブルサー 96子供の誘拐事件なので覚悟していましたが、これほど救いがなく暗く重たいとは思わなかった。育児放棄や子供を性の対象にする者達からどうすれば子供を守れるのか?子供の無惨な死体を見てきた刑事プールとブルサードと虐待経験者のパトリックは子供達が置かれている悲惨な状況に悲憤し打ちのめされながらも各々答えを出すがこんな結末になるなんて・・悲しすぎる。なんとかならんかったのかなぁ~とても好きなキャラになってたのに残念でした。 …続きを読む
    スー
    2020年07月17日
    30人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品