ゆで卵

ゆで卵

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年12月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784048728850

ゆで卵

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年12月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784048728850

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ゆで卵」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 辺見さん初読み。タイトルでは思いもかけなかった内容に最初はかなり戸惑ってしまった。危ない世界に足を突っ込んだ?と引き気味・・・。力みのない、気の抜けたような語り口調でオヤジ臭さ炸裂。なのに…ついつい最 辺見さん初読み。タイトルでは思いもかけなかった内容に最初はかなり戸惑ってしまった。危ない世界に足を突っ込んだ?と引き気味・・・。力みのない、気の抜けたような語り口調でオヤジ臭さ炸裂。なのに…ついつい最後まで読んでしまうのは、次は何が出てくるの?と秘密の扉を開けるような興味がわいてくるからかもしれない。読みながら、つい鼻をひくつかせてしまう…。 …続きを読む
    あつひめ
    2011年10月12日
    18人がナイス!しています
  • なんだか寂しい空気。性も食も、3大欲求というものは近いものがあるのかなと思ったりします。 なんだか寂しい空気。性も食も、3大欲求というものは近いものがあるのかなと思ったりします。
    2021年02月22日
    8人がナイス!しています
  • 「ゆで卵」。主人公の男の言動がいちいち良かった。擦り切れてもうそうは呼べなくなっているのかもしれない信念のようなものや弱さや反応が全て共感をもって読めた。だから当然気に入った。表題作の他では「エビフラ 「ゆで卵」。主人公の男の言動がいちいち良かった。擦り切れてもうそうは呼べなくなっているのかもしれない信念のようなものや弱さや反応が全て共感をもって読めた。だから当然気に入った。表題作の他では「エビフライ」「キイチゴ」「ホットケーキ」などが良かった。だが大体どれも良い。「エビフライ」では突然変ってしまった美江さんの言動に狼狽する男の様子がおかしくて笑った。「ホットケーキ」はメモのようなものだが、これをメモしておくのは自分にも大事な気がする。この最後の話は語りくちが別の作家の物真似みたいで、それも可笑しい。 …続きを読む
    mortalis
    2015年12月05日
    7人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品