さえずりきこう

さえずりきこう

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1994年12月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784048714679

さえずりきこう

  • 著者 飯島 耕一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1994年12月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
264
ISBN:
9784048714679

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「さえずりきこう」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『定型論争』を経た後で出された詩集。定型詩集と銘を打っておきながら、定型というよりは韻にこだわった詩集。Ⅱ部構成となっており、Ⅰ部は見開きで収まる詩が25篇。Ⅱ部は100ページを超える長編詩「生死海」。正直、 『定型論争』を経た後で出された詩集。定型詩集と銘を打っておきながら、定型というよりは韻にこだわった詩集。Ⅱ部構成となっており、Ⅰ部は見開きで収まる詩が25篇。Ⅱ部は100ページを超える長編詩「生死海」。正直、Ⅰ部の詩は、飯島らしくなく、そこまで面白いものではない。だが、目を見張るのは、言葉の息遣いだ。それはⅡ部の中でも明かされることだが、この詩集は明らかに、飯島が躁状態にあった時に書かれている。その躁の呼吸というものが反映されている詩の言葉。そして、Ⅱ部の「生死海」は、飯島の集大成とも言える、いい詩だ。 …続きを読む
    なかたつ
    2013年08月15日
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