北神伝綺 下巻

北神伝綺 下巻

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年03月19日
判型:
A5判
ページ数:
232
ISBN:
9784048530521

北神伝綺 下巻

  • 著者 森 美夏
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年03月19日
判型:
A5判
ページ数:
232
ISBN:
9784048530521

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「北神伝綺 下巻」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 原作の大塚英志さんが「妖怪大談義」で京極さんと対談しており興味をそそられました。絵は「貴族探偵」「ジョーカー・ゲーム」の表紙も手掛けた森美夏さん(どちらも未読だけど表紙は知ってる(^^;)柳田國男が出てきま 原作の大塚英志さんが「妖怪大談義」で京極さんと対談しており興味をそそられました。絵は「貴族探偵」「ジョーカー・ゲーム」の表紙も手掛けた森美夏さん(どちらも未読だけど表紙は知ってる(^^;)柳田國男が出てきます(笑)主人公は山人の血を引いてるが故に柳田に破門された兵藤北神。甘糟やら竹久夢二やら江戸川乱歩やら、昭和初期に生きた人たちがフィクション満載で登場! 面白かったです(^-^)柳田ダーティーで良い(笑)柳田さんの作品読まないとなあ… …続きを読む
    さっとる◎
    2014年11月12日
    12人がナイス!しています
  • 『木島日記』『八雲百怪』へと続く三部作の一作目。作品を通して本筋にあるのは日本の先住民たる“山人”についてで、彼らを根絶やしにしたい軍部とそれに手を貸す柳田、そこに甘粕正彦や出口王仁三郎、二・二六事件の 『木島日記』『八雲百怪』へと続く三部作の一作目。作品を通して本筋にあるのは日本の先住民たる“山人”についてで、彼らを根絶やしにしたい軍部とそれに手を貸す柳田、そこに甘粕正彦や出口王仁三郎、二・二六事件の北一輝など、昭和初頭を共に生きた面々を交えて物語が展開される。そして、ここで何より楽しめるのが珠玉のオカルト的トピックで、ジェームズ・チャーチワードの『失われたムー大陸』や怪人赤マント、ラストには津山三十人殺しの真相などなど、“山人”を軸に民俗学的に説明してくれる。偽史として、妄想として最高に楽しめた。 …続きを読む
    取り柄無し
    2025年08月08日
    4人がナイス!しています
  • 実在した人物を出しつつ偽史を描く。特に下巻の面白さは抜群だった。 実在した人物を出しつつ偽史を描く。特に下巻の面白さは抜群だった。
    akiu
    2022年09月24日
    1人がナイス!しています

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