ダライ・ラマ、イエスを語る

ダライ・ラマ、イエスを語る

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年04月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
344
ISBN:
9784047912946

ダライ・ラマ、イエスを語る

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年04月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
344
ISBN:
9784047912946

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ダライ・ラマ、イエスを語る」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ダライ・ラマの、知性の高さ、度量の大きさには、感服。 福音書をしっかり読んだことのない彼が、すぐ解釈しキリスト教の人たちに自分の考えを伝えるのは流石。 パネル・ディスカッションは、実に難解。 しかし、 ダライ・ラマの、知性の高さ、度量の大きさには、感服。 福音書をしっかり読んだことのない彼が、すぐ解釈しキリスト教の人たちに自分の考えを伝えるのは流石。 パネル・ディスカッションは、実に難解。 しかし、改めて私は仏教の方が感覚的にはっきり受け入れられることを再認識。 受け入れられるというよりも、「好き」だね。 ここのところ、嫁さんのお父さん、友人の奥さん、ゴルフ友達が、次々と亡くなって、その度に仏式のお葬式なのだが、やっぱり仏式が良いな。 「慈悲」「寛容」という言葉は、強く響いた。 ★★★ …続きを読む
    きょちょ
    2019年09月29日
    16人がナイス!しています
  • キリスト者のコミュニティに猊下を招き,福音書のテクストについてコメンタリーを求め,皆で瞑想するという会議の記録。カトリックの側がチベット仏教の活仏に福音書を委ね,放下している。形而上学的にはけして相容 キリスト者のコミュニティに猊下を招き,福音書のテクストについてコメンタリーを求め,皆で瞑想するという会議の記録。カトリックの側がチベット仏教の活仏に福音書を委ね,放下している。形而上学的にはけして相容れない二つの宗教であるが,信仰レベルでは類似点も多い。だがいたずらに相同性や相違点に拘泥することなく,福音書のテクストの本質を,仏教的霊性から解釈し,読む。あらたな視点から読まれることで,キリスト教徒にとってはあらたな読みと理解がもたらされる。多様なものは多様なままでという姿勢に共感。 …続きを読む
    fishdeleuze
    2012年03月23日
    3人がナイス!しています
  • 個々人の属する社会や文化にはそれぞれの宗教があって然るべき、とするダライ・ラマの姿勢は、異なる宗教間の対話が喫緊となった今、初版当時(1998年)以上に意味を持つと思われる。心に残った言葉を幾つか。◆その 個々人の属する社会や文化にはそれぞれの宗教があって然るべき、とするダライ・ラマの姿勢は、異なる宗教間の対話が喫緊となった今、初版当時(1998年)以上に意味を持つと思われる。心に残った言葉を幾つか。◆その人特有の必要性に応じた、その人に一番効果があると思われる、霊性の修行や信仰を求めることが肝心。◆(信仰の)目的は同じだという認識と人間の心の傾向は実に多様だという認識、この2つを持つことが対話への基礎。◆暴力とはそれが何をもたらすか殆ど見通すことのできない現象◆「神の国」とは人間としての生を全うする事。 …続きを読む
    margarita
    2017年02月10日
    0人がナイス!しています

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